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カテゴリ:学校・教育
高校のオープンスクールが中学2年からスタートするなんて知らなかった。
毎日のようにいろんな高校からの案内の紙を持って帰るのだが、まだ1枚も申し込んではいない。1校だけ行ってみたいところがあったのだが、その日は個展の搬入になりそうなのであきらめた。 その1校というのが、なんとなんと農業高校だ! 去年までは「とりあえず大学行きたいから(←彼はそこで映像か文学か民俗学を学びたかったのだ。もうこの時点で進む道を決めかねてる感じ)」の理由で普通科を志すつもりでいたのだけれど、この春の奉仕活動を通して「オレって力仕事に向いてるかも」と工業高校に心移り。だが、待て待て。ただ力仕事をするなら別に工業高校出なくてもバイトでいいし……などと考えあぐね、最近になって浮上してきたのが「オレは米が作りたい!」。 虫が苦手、泥水もあんまり好きじゃない男が農業か?とつい現実を考えてしまうのだが、国の自給率を憂う私としては大賛成。アイガモ農法やってみたいという、それも嬉しい。ただ、身内に農家はひとりもおらず、将来の働き口ってどうなるんだろ。農地って簡単に手に入るものなのかとか、やっぱり現実的なところも見てしまう。実際のとこどうなんだろうか? 最近わかったのだが、「米を作りたい」というのはなにも今思いついたことではないらしい。 小学校時代。担任の先生が花壇(クラスごとにスペースがあり、花や野菜を育てている)に水を張って泥地を作り、そこで昔ながらの稲作りを体験させてくれた、それがベースにあるようだ。当番などを決めてきちんと守らせるタイプの先生ではなかったので、夏休みも大抵の子は知らんぷり。そんな中でKAIは学校に行っては先生と鳥を追い払ったり草を抜いたり――そういえば毎日のように田んぼの様子を報告してくれてたっけな。 田んぼが休みの時には絵を描くのだと。現実はそんなに悠長なものではないだろうけど、KAIの性格からするとあくせくしない人間らしい仕事が向いているのだろうとは思う。 来年はまだ「農業高校受験する」と言っているだろうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月24日 14時19分22秒
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