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カテゴリ:しごと
仕事でいろんなタイプの人に会うが、私は意外に「困ったちゃん」系の人種がキライではないみたい。自分の主張を押しつけたり、ナンクセつけてみたり、重箱の隅をつっついたりというのは、まあ客観的に見てみると狭い視野ゆえのことが多くて、自分の仕事や会社、あるいはひとつの趣味の世界を出ることのできない人にありがち。
いいトシをしたおじさんが「この意見を聞いてくれなきゃイヤイヤ」と駄々っ子ばりに自分の意見を押しつける様はなんかおかしくって、一応もっともらしい顔をして聞くのだけど、いやもう本当におかしくていつどうやってネタにしようかとそればかり。 あのクライアントのワガママにはほとほと困ってるんですよーという仕事仲間の声を聞くことが最近あって、実際その人に会ってみたらつっこみどころが満載で私にとっては格好の材料だった。「こう言ったらどう返すかな」とか少しずつ実験しているみたいで、自分がワクワクしているのもわかる。あとでその仕事仲間に私なりのクライアント分析を話したりするうち、その方の見方も少しずつ変わったみたいで「あのワガママはおもしろい」と笑い飛ばせる方向になってきた。そうそう、見る方向ひとつで人間関係なんて変わってくるからね。 それに、自分が「いやなヤツ」と見下している人とやりあったって、結局それは自分をその人と同等にまで下げるってことだもんなあ。いやと思っている人よりは高いポジションでいようというプライドだけは持っていたいもの。それには「お気の毒な人だわ」とか「あら、おもしろい」ぐらいの目で温かく見守ってあげるのが一番かと。 若い時には感情あらわにしてたこともあったけどもうそんな年齢でもないし、仕事上でもうこれ以上どうしようもない駄々っ子に会ってしまったら「こういう理由でお宅様との取引は今後一切お断りいたします」とメールするだけ。それでおしまい(といっても、過去にそういう終わらせ方をしたのは2件しかなくってよ)。 同じようなことを何人かに言われたから、そうなのかな?と思ったことがひとつ。私、人の顔も名前も全然おぼえないくせに人をじーっと観察してんだって。防御本能が強いから、トラブル回避をするための知恵なのかしらねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月09日 23時03分40秒
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