明け方の夢に出てきたのはマイケルジョーダンだった。
スポーツ観戦に興味を持たない私らしく、ジョーダンであってジョーダンでない人物の。夢のジョーダンはバスケとはまるで無縁。昔のアメリカンドラマに出てくるいじめられっ子の面影のある10代のさえない白人男性。まるでオーラがないのに、私以外のみんなは彼を「マイケルジョーダン」と認めて憧れの目で見るのだ。私にとってはどうでもいいジョーダンを少しの時間面倒みなければならなくなってしまい、仕方なく近場のデパートに連れて行くという夢。
2歳か3歳の頃に見たのは、隣のおばさんがたくさんの猫に囲まれて洗濯を干している、こわいような不思議なような夢だった。それより幼い頃か、ヤカンの湯をわかす青白い炎が美しくて、指をつっこんだらすごく熱くて火傷をしたという、家族にとっては印象に残りそうな出来事があったが、母が亡くなる頃に「こんなことがあったよな」と話してみたらそんなエピソードはないという。私は母が指に包帯を巻いてくれたことまで覚えているのに、そんな大事件があったら当時ほぼ同居状態だった祖母が黙ってはいまいから、思い出に刻まれていないはずはないのだ。それも夢だったのかなあ。
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最終更新日
2009年12月18日 21時37分09秒
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