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カテゴリ:生活
浜岡原発の全面停止が決まってよかった。
英断と賞される一方で、実は前々からアメリカからの要請があったとかいろんなことが言われていますが、それでもよかった! 日本中が危機意識に目覚めてもう福島原発の二の舞はこりごりと、これほど「もう原発要らないよ~」という声が充満してても、やはり経済優先の考えはあるものなのだなということも痛感。地元にとっては原発は雇用の場であり箱物をじゃんじゃん作ってくれる金のなる木なのでしょう。今回のことも地元の渋い声がメディアから伝わってきました。 でもね。小さな町が豊かな原発を誘致してぬくぬくと暮らすうちはいいのでしょうが、万が一のことがあればどれだけ広範囲に、いえ国全体にダメージを与えるのか今まざまざと見せられているとこ。恩恵ばかり受けて、こうした事故があっても誘致した人たちに負担が行くことはなく、被害者面ってのが私はまだ納得いかない。 浜岡原発もこのまま地元の市長がごねるのなら「じゃあ何かあった時に日本中に対して賠償責任果たしてくださいね。約束してくれるならお好きにどうぞ」と言いたかったわ。おいしいとこだけとって、デメリットにはギュッと目をつぶるなんて都合良すぎ。こんな手っ取り早い方法で地元経済潤わす前に知恵は絞れないのかしらん。一見資源の乏しそうな過疎化の村でも知恵と行動力で大きな経済活動に結びついたところはいっぱいある。どれだけ落ちてくるお金で箱物作りたいのかわからないけど、もうそんなのは豊かさの象徴でもなんでもないのにね。 浜岡の一歩から全国に広がりますように。これからは地域の風土を生かしたエネルギー対策が必要になるだろうし、地方主権の意味合いも深まるよねぇ。リーダー選びの責任も重くなるなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月10日 09時33分47秒
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