玉ねぎ、ピーマン、ニンジン、しいたけ……。小さく切った材料を挽肉とよく炒めて仕上げの味はウスターソース。アーモンド型に薄焼き卵でくるんであって、私たちは食べる前にたっぷりのケチャップをかける。これが子供時代によく食べた母の「オムレツ」で、晩ごはんを用意するにおいで「今日はオムレツだ」とわかるとすごく嬉しかった。お年頃になってただの卵を焼いたようなのをオムレツと聞いても「はぁ?」という感じで、プレーンオムレツを自分の中ではなかなかオムレツととらえられなかった(^_^;)
よくよく思い出すと、これを食べていたのは小学生時代までのこと。母にとっては子供向けのメニューだったのでしょう。でも、今考えるとすごいボリュームのオムレツだったような。子供の頃の私は細い体形の割にはとても大食で、おかずも充実していたはずですがごはんも3膳は当たり前というくらい。それでもこのオムレツは「たらふく食べた」という印象があります。母は一体どれだけの挽肉を炒めていたのか!!!
なんてことを思い出して、今日のお弁当の中身はオムレツ。ウスターソース味ではありませんし、スパイス好きの私はナツメグなども入れてしまいました。が、入っている具は一緒。