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2009.04.13
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テーマ:団地めぐり(68)
団地模型化検討、千里竹見台団地その3。

先日、千里竹見台団地に調査に行ってきました。
今回調査したのは14階建ての高層スターハウス「C26棟」です。

090410takemidai-21.jpg
使い回しの画像ですが、桜の向こう側に見える住棟です。

090410takemidai-20.jpg
いきなりC26棟ではないのですが、同型のスターハウス「C28棟」の北面です。

この千里竹見台団地の高層スターハウスは色々な団地趣味のサイトやブログで紹介されていますが、北面の様子を撮影している画像は少ないので貴重です。
特に、北面のダストシュート下部やゴミ集積場など、団地のバックヤード的なエリアも模型で忠実に再現しようとすると、このような資料は欠かせないです。

090410takemidai-23.jpg
さて、C26棟のエントランスはこのようになっています。
1階部分は東西二つのウィングの付け根あたりにエントランスがあり、それぞれ1戸分のスペースがつぶされています。
この部分もネット上ではあまり紹介されておらず、現地を訪れてみないとなかなか見ることができない部分です。

090410takemidai-24.jpg
高層棟は往々にして麓の部分が注目されない傾向にあり、資料が不足する部分でもあります。
意匠的なファサードは地面まで続いているのかといえばそうでも無いようで、このあたりは実際に調査しないとわからないです。
こちらは南に張り出したウィングですが、間取りが1DKの住戸が東西二面に並んでいます。

090410takemidai-27.jpg
東側のエントランス部分。
東西のウィングは2DKの間取りで、スキップフロア構造になっています。

090410takemidai-31.jpg
南側のウィングの南端には外階段があります。
せっかく日当りの良い南面が外階段のみというのは何だか勿体無い気もしますね。

そういえば、窓の周りに張り出した板状のデザインも日よけの役割をしているような感じで、全体的に日光を避けている設計とも受け取れます。

090410takemidai-33.jpg
現地で実物の住棟を見て初めて気づいたのですが、この住棟は各ウィングの厚みが下から上まで同じではなく、上階に行くに従って細くなっています。
これは1階から4階までは同じ幅なのですが、5階から8階までは壁面がタイル1枚分後退しています。
9階から11階まではさらにタイル1枚分壁面が後退しており、12階から14階まではさらにタイル1枚分の後退が見られます。
このため、最下階と最上階の住棟の厚みにはタイル3枚分の差があり、いかにも微妙な設計になっています。
おそらくは高層住棟の視覚的安定を狙ったものだと思われますが、模型化時にこの部分を真面目に再現しようとするとかなり手間がかかることが予想されます・・・

次回につづく・・・






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Last updated  2009.04.13 23:29:07
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鉄コレん@ Re:鉄コレ 名古屋市営地下鉄 連結面間隔の短縮(11/02) ためになるアイデア有難うございました。 …
開田裕治@ Re[5]:赤羽台団地(その1)(10/18) 新木さくらさんへ
赤羽台団地@ Re:赤羽台団地(その1)(10/18) 赤羽台団地 北区
山本真祐子@ Re[3]:赤羽台団地(その1)(10/18) 江北六丁目団地さんへ
宮平彩美、秋谷綾乃@ Re:赤羽台団地(その1)(10/18) 小泉なつみ、菅原千瑛

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