カテゴリ:社会問題
栄ちゃんの銅像、結構あるみたいですね。
こちらは中央区日本橋と千代田区大手町を間を流れる日本橋川に架かる常盤橋のたもとにある常盤橋公園にも立派な栄ちゃんの銅像が建立されています。 渋沢青淵翁記念会が設立され、昭和8年(1933)に銅像が建立されたそうですが、その銅像は第二次世界大戦中の金属供出で撤去されて、昭和30年(1955)に再建されたそうです。 ちなみに、銅像が建てられている常盤橋公園は、江戸城の常盤橋門があったところです。そして、その常盤橋門から日本橋川を渡る人道橋が常磐橋と呼ばれています。この常磐橋は東日本大震災で被災し、今年の5月10日に修復工事が終わり通行が可能となりました(ちなみにMoMo太郎がここを訪れたのはゴールデンウィークの最中の4月30日だったので、常磐橋を通行していません)。 さらに遡ると、この常磐橋は関東大震災でも被災し、今の常盤橋が架け替えられた経緯がありますが、それに加えて常磐橋の復元の音頭をとったのは栄ちゃんだそうです。 そういうこともあって、ここに栄ちゃんの銅像が出来たのだと聞いていますが。 銅像の脇にある碑文は結構細かく記載されています。 青淵澁澤榮一翁は、天保十一年埼玉縣の農家に生まれたが時勢に激して志士となり、後轉じて幕臣となって、慶應三年歐州に赴き、民主主義自由主義を知る機會を得た。 栄ちゃん、会社の設立だけでなく、生活困窮者、病者、孤児、老人、障害者の保護施設として養育院を作ったり(発案は当時の東京府知事だったのかもしれませんが)、一橋大学や日本女子大学の設立にも関わったとは、なかなか手広く仕事していますね。 【つづく】 人気ブログランキング 青天を衝け(その4) 常盤橋公園の渋沢栄一像 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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