『ローズマリーの赤ちゃん』で知られるアイラ・レヴィンの『ステップフォードの妻たち(1974)』 を原作としたカラフル&ゴージャスな趣向を凝らして映画化した極上のエンターテインメント・ミステリーの傑作です。1975年にはキャサリン・ロス主演で作られた映画のリメイク版だそうです。
あのマーティン・スコセッシ監督作品でレオナルド・ディカプリオとの共演を見送っての主演映画ということで、私的には、かなり期待大で楽しみにしている映画でした。最近のニコールの出演作品の傾向とされるのは、「 めぐりあう時間達 」や「 コールドマウンテン 」などあまり万人向けでないけれど、あたりまえの作品に飽き足らない、名作となりうる奥深い作品をよりすぐっている傾向にあると思います。 主演作の中で自己最高のオープニング記録を樹立した、SFでありながらサスペンスタッチの話題のスタイリッシュ・スリラーです。いや、コメディかもぉ?(笑)
ニコール・キッドマン 演じる、ニューヨークのEBS放送局で超人気番組を作る敏腕プロデゥーサーである ジョアンナ・エバハート の系列放送局の華々しい番組発表会の場で銃の発砲事件が起きます。彼女がつくった番組の出演がきっかけで妻に別れを告げられることになってしまった夫が妻やそのまわりの人々を殺し、ジョアンナをも殺そうと会場にやってきて発砲します。
大量殺人を引き起こす結果となった全責任をかぶせられて、辞職するはめになった失意の妻を マシュー・ブロデリック演じる夫の ウォルター は一緒に職を去り新天地で再起を図ろうとします。そして、コネティカット州の美しい豪邸が並ぶ街ステップフォードに引っ越してくるのですが、そこで見た物は・・・・
スリラー?ではありますが、途中大声で笑っちゃう場面が多数ありました。特にお隣に座った二人とツボが一緒だったみたいで、まわりで笑っていないのに、私たち見知らぬ3人が大受けに笑ってしまっていたりしました(笑)
作品の評価と言われれば、「レイ」 「オペラ座の怪人」 という大作を観てしまった後なので、評価ランキングはかなり下がっちゃうかなと思いますが、可もなく不可もなく単純には、おもしろかったですよ~
ニコールのあのきれるようにまくし立てるようなセリフまわしが結構好きなので、わくわくして観ていました(笑)
ほんとに美しいですね~ニコール♪ショートカットも似合ってたけど、ブロンドのカーリーヘアもはっとするほど綺麗でした。
ステップフォードの世界は男の人たちの理想郷とも言える場所なんでしょうか、美しく優しい妻がいつも穏やかに微笑み着飾って、夫の言うがままに従う完全無欠な良妻賢母で、争いのない街。
そんなのつまんないよ~って人もいますよね~?d(^_^)ねぇ?いるといいな~(笑)
『危険な情事』のグレン・クローズや、『マイ・ボディガード』のクリストファー・ウォーケンが豪華に脇をかためていました。
そして、あら?サイボーグはあの人だったのか、とちょっとどんでん返し(笑)
ステップフォードに引っ越して来たことで、そこでの経験により、夫の妻への密かなコンプレックスも知り、ジョアンナ夫妻はハッピエンドでした。
Σ(゚ロ゚ノ)ノ ちょっとネタばれ? ゚+.(o´∀`o)゚+.゚エヘヘ
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~おしまい~
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