テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画タイトル【や~わ】
9日のプレミア試写会では、あの台風の中、浴衣姿の女性が・・・。 みなさん、えらいですね♪あの台風の中浴衣着て試写会に出かけられるなんて・・・ 今日8月10日は、もこちゃんのお誕生日です~☆Happy Birth Day☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆
っと言うことで(・・おきまりの、どういうことだ・・っと(笑)・・) 今日8月10日の試写会に出かけてきました(*'▽'*)/ 監督は、「 NANA 」の大谷健太郎。脚本は、「 電車男 」の金子ありさ。 主演は、大和圭介を演じる、もこちゃんこと速水もこみち。映画初主演となります。そして、もう一人の主役ヒロイン亜美役を演じる長澤まさみ。まさみちゃんは、同じくあだち充の不朽の名作「 タッチ 」でもヒロイン南役を演じていて、本作で2作目のあだちワールド映画のヒロイン役となります。 「 タッチ 」と 「ゴマちゃん 」が午前中に再放送され始めると、「あ~~、夏休みがはじまったなぁ~!」っとしみじみ実感するほど、「 タッチ 」は夏休みの象徴になりそうなほど定番な夏休みTVアニメです。もう数え切れないほど繰り返し観ているのに、カッチャンの痛いほどの一途さと、南を思う気持ちは同じなのに、弟を思い、一歩引き気味に二人を支えるタッチとのあの微妙な三角関係が織りなす独特の世界観が大好きで、カッチャンの事故のシーンあたりに来ると「あ~~カッチャン、もうすぐ死んじゃう~~」なんって思いながら、何度も切ない思いに駆られてしまうのです。 「タッチ 」 「 NANA 」 「 電車男 」、このキーワードが3っつ並んだ映画が面白くないわけがない!(笑)
今回の「 ラフ 」は、未だ原作を読んでいなければ、公式HPなどのストーリーなども一切読んでなかった私は、微妙にクレジッットされている八島智人の名前を見つけて、多分にずっこけコメディの予感を感じながら、期待はほどほどにして観に行きました。っというか、多分に、もこちゃん目当て・・・・。 「 ラフ 」というと、「 laugh 笑う 」とか、「 rough style ラフスタイル 」などの意味合いのroughラフなのか・・どの意味合いで付けられたネーミングなのかな~っと映画が始まる前にずっと考えていたのですが、そのどっちでもなくて、冒頭、渡辺えり子演じる「 上鷺寮 」の寮母さんが寮生を集めて挨拶をするところから説明されます。ここでは、言及をさけておきますが、なるほど含蓄のある素敵なタイトルです。同じ疑問を持たれた方は、楽しみに映画で説明を受けてくださいね(笑) あ、でもパンフに書いてあったわ・・・・。予告編とかでも言っちゃってるか・・・。読まないで観るのは私だけ~~?(笑)
良い意味でベタな感じがする純愛モードでありながら、お約束の笑いのツボもあって、いわゆる棘のない、それでいて男の友情とか、プライドとか、思いやりとかがしっかり描けていて「 あだち充の世界観 」を裏切らない、安心して笑って楽しめる作品になっています。多少原作と設定が違うところもあるようですけどね・・ 今回のキャスティングは美形揃いです。女の子は綺麗でスタイルも良くて、水着姿がまぶしいぐらいです。男の子も、もこちゃんをはじめとして、亜美がおにいちゃんと慕う仲西役の阿部力も初めてみましたが結構素敵です。186cmのもこちゃんと並んでいるのでちょびっと小さく見えますが・・・・。 おにいちゃ~ん、おにいちゃ~んって、韓流映画かと一瞬思っちゃったけど、そう言えば、「 タッチ 」とかでも、あだちさんのアニメの中では妹像が描かれることが多かったなっと気が付きました。おにいちゃん、とか、おねぇちゃんとか、って韓流独特のものかと思っていたけど。 八島さんのドタバタ系は結構好きなのですが、竹中直人レベルではないにしても、ちょっぴり浮いていたかも?(笑) 「 歌謡曲喫茶 チロリン 」って、マスターが歌う喫茶だったのですね(笑) 妙に興味をそそるお店の名前です。
もこちゃん演じる圭介が、おぼれた亜美を救うために先に飛び込んだにもかかわらず、後から飛び込んだ仲西に先を越された挫折感や、子供の頃から追いかけて来た目標であった輝かしい背中を、いつしかライバルとして意識し始め、懸命に追いかけて来た勝負の時、突然目の前から無くなったライバルに勝つという目標に対する喪失感とか、「 蝉しぐれ 」で若き分四郎を演じた石田卓也演じる親友の言葉を思い出しながら涙する姿に、私も・・ポロン、ポロンっと二粒、涙がこぼれました・・・・。 なんか私、こういうのに弱いのです。なぜか凄くそういう気持ちに共感するところがあって・・・・ 私が思うに、単なるその辺のベタじゃない、あだち充の世界観とは、トップの座どころか再起も危ぶまれる怪我という試練を、愛するものに「おまえのせいでこうなったんじゃない」と言ってやりたい一心で再起を果たし、正面からライバルと正々堂々と戦う男らしさとか、たとえ恋のライバルであっても、自分の道をあきらめようとする姿を見ていられない女の友情とか、青春のバイブルにしたいほどの青春の理想像が描かれた世界感だと思うのです。
こんな甘酸っぱいレモンの味の青春時代「 ラフ 」をいっぱい描いて、大人になって、それぞれの素敵な本物の愛を見つけて欲しいものですね。
主題歌はスキマスイッチが歌う「 ガラナ 」映画のシーンにとっても合っていて良かったなぁ~♪
~おしまい~
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