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テーマ:鉄道雑談(1519)
カテゴリ:さようなら列車の旅
日付が変わりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先日の中継でもお伝えいたしましたが、茨城県を走るひたちなか海浜鉄道のキハ223号車が7月26日に引退しました。 この車両は、北海道の羽幌炭鉱鉄道(昭和44年廃止)で走っていた車両で、国鉄羽幌線直通のために国鉄キハ22形とほぼ同規格で3両が製造されました。その点の詳しい事につきましては、こちらの記事をご覧ください。 【ひたちなかへ行こう!】ひたちなか海浜鉄道キハ222号車(2008年4月19日付記事) この列車は定期列車への連結という形にて「座席指定制」がとられましたが、御多分にもれず指定券は「即時完売」でした。 そこでキャンセル待ちをかけたところ、3日前にようやくゲットする事が出来ました。 当日、上野7時30分発の「フレッシュひたち5号」にて一路勝田へ。朝が早かったため車内では爆睡状態。目が覚めた時はオルゴールが鳴って、列車が千波湖のほとりを走っていた時でした。間もなく水戸到着です。 そして勝田駅に到着しました。ここで1番線に行き、窓口で「1日フリーきっぷ」を購入します。 それから指定券(420円)も受け取りました。 やがて列車が入ってきます。エース・キハ3710形の単行です。この車両で那珂湊まで行き、そこで「さよなら列車」に乗り換えだとか。車内は、鉄道ファンの皆様方でいっぱいです。 日工前駅、金上駅と進んでいきますが、どこもファンの方が既に撮影場所を陣取っておられます。改めての人気を感じました。撮影での一番の人気はやはり中根駅で、ここにはかなりの方がおられます。 那珂湊駅でキハ3710形から「さよなら列車」にバトンタッチです。今回キハ223の相方を務めるのは、水島臨海鉄道からやってきたキハ205(国鉄色)でした。夏場は冷房が必要という事で、冷房の付いているこのキハ205は大活躍ですね。 「さよなら列車」に乗り換え、高らかなエンジン音と共に発車しました。かつては北海道を走り、そこから茨城平野の地を走っていたキハ223。 運賃箱のところには、誰が置いたのか、メッセージ入りの花かごが置いてありました。 殿山駅を出て、海を眺める踏切を渡ります。ここは望遠で撮影すると、湊線のキハと海が一緒に入る、という事で人気の撮影スポットなのです。 平磯駅、磯崎駅と過ぎていきます。沿線にはさつまいも畑が広がっていました。このさつまいもが、収穫されると茨城名物の「乾燥イモ」になるのです。 終着駅・阿字ヶ浦に到着しました。ここも既に同業の皆様で賑わっております。 かつて海水浴の季節には、上野からの直通急行「あじがうら」号が運転された事もあり、この駅には臨時の改札口がありました。またかつてはここに、廃車となったキハ221と201の廃車体が「臨時更衣室」として置かれていましたが、この3月に撤去・解体されました。 この「さよならキハ223号」のヘッドマークを見てみると、かつての急行「あじがうら」号のヘッドマークにどことなく似ています。 「さよなら223 指定席」というサボも取り付けられました。それでは乗る事にしましょうか。(次回に続く) 湊線のイメージソング「季節の風」です。 尚「楽天広場会員」以外の方で、御意見・御感想・コメントのございます方も、どしどし下さい。ご参加、お待ち致しております。 ◆民宿 満州屋 阿字ヶ浦駅から徒歩3分の民宿満州屋では、女将のつくる新鮮な魚料理でおもてなし。夏は海水浴、冬はあんこう鍋が楽しめます。 ◆伊豆長岡温泉 南山荘 古き浪漫漂う、数奇屋造りの宿・伊豆長岡温泉 南山荘。露天風呂をはじめとする3つの温泉が自慢です! ◆温泉旅館 矢野 城下町・松前の温泉旅館 矢野。前浜でとれた新鮮な海の幸、藩主料理などの郷土料理が名物です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.04 09:10:23
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