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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:JAZZ(Far North )
Personkrets II-V-I @ 新潟
この季節、庭に出ると、感心してしまうことがあります。 それはね、草花の生命力の強さ。 特に、雑草、ハーブのたぐいは、思わぬところに芽が出ていて、本当に驚きます。 多年草の生命力の強さはもちろんなのですが、いわゆる一年草のこぼれ種で増えていく姿をみていると、とても不思議な気がいたします。感無量。 なんの保証も約束もないけど、縁があれば次の年に大地に落ちた種で芽が出るのですもの。。 そして、花が咲くのですもの。。 スカンンジナビアンコネクションのライブに行くと似たようなことを思うのです。 この会場に集まってくる人たちって、、 こぼれ種で増えていく草花みたいに自然な関係で良いなぁ。って、思うのです。 書類で確約されてた束縛された関係ではないのですが、、、 一つの芽が、、また、その先で花を咲かせて種をとばすように、、静かに広がって行く感じが好きです。 何となく、何となく、一度聴いた人たちが、、舞い戻ってくる。 そして、今度は横に友達つれていたりする。。 その知り合い達がフラフラ、、と、また違うライブに訪れちゃったりしてね。。 きっちりと、繋がっているワケではないけど、、なんだか、、自然と集合してきます。 誰の力?やっぱり。。素敵な音楽の力。。誰の力?やっぱり。。素敵な音楽の力。。かな。。 そして、ずっと、ずっと、、頑張っている森さんの人徳。 世の中ね、、不確かなことが、本当は一番確かなことなんだな。。。♪ さて、今回のこのツアーをしって、首ながキリンになって、、待ちに待ったワケですが。。 やっぱ、どんなときでも、、月日は流れ(爆)、、待ちに待った当日となりましたぁ。 前日、アルバムでオーベのソロを聴いているうちに、、 ムラムラムラ~~っと、強烈にテンションがあがってきて、寝付けなくなってしまった、、私。(笑) 興奮してる、、。遠足前の子どもと一緒じゃ。あぁ。。先が思いやられる。。 ともかく、、いつものことですが、、お昼過ぎたあたりから、強烈に時間が早く過ぎます。 最後に、サラダにラップして、冷蔵庫に入れて、いろいろ、、持って、、突撃ぃ!! まだまだ、明るくて、、なんだか、気恥ずかしいなぁ。。 ライブ会場につくと、な、、なんと、、お店のガラスに張られているポスターを、じっとチェックしてらっしゃる方がいまあす。。うふ。。きっと、お客様だぁ。。(うれしいなぁ) スタッフでもないけど、ずっと、密かに?(笑)応援してるので、お客様はみんなお友達のように思えちゃう。 声かけたくなるんだけど、、そこは、、じっと我慢。(この時点では、まだ、理性が。。) 中に入ると、会場の空気には、ライブ前の独特の緊張感があって、私の心もますます、、わくわくしてきます。 だんだん、一層テンションがあがり(やばい!!)、気持ちが高揚してくるのがわかります。。。 ホント、わかりやすい性格。。いい歳して、、どうにか、、ならんかい!! サウンドチェックが終わり、森さんにご挨拶して、席に着きました。 一緒にライブを聴く人が、ピアノのお姉さんでしたから、ピアノ側に座りました。 と、この会場なら本当は何処にいても、彼らを間近でみることができます。 一体感を味逢うことは可能。。 でもね、、、そこは彼らに、、ほのかに恋心を抱く、、私。(微笑) できたら、目の前で。。(大爆) 後からいらした、文応様お二人は、音のバランスの良いテーブルを選択されておりました。 まぁ。。。大人(爆) しかし、、ライブ開始まで、、後、、一時間以上あります。。。 ほんの少し前まで、、、ホント、何もすることもなく、、ボケェ~~としていたのでしたが、、 最近の私、、リアルジャズ友が、急速に拡大しておりまして、、(汗) なんだか、久しぶりに会った、同窓会みたいなノリで、時間が過ぎました。 ええと、何故か(汗)しらぬ間に(嘘)私の携帯の中には、「オーベ&私」の麗しき、、、お写真も。。(#^_^#) この時点で、天国に行ってしまってる、、ワ・タ・シ。。 控え室で、最後まで楽譜のチェックに余念のないオーベ。 サインもしっかり、ゆっくり、書いて下さいました。 ホント、まじめな性格なんだなぁ・・。(はぁとぉ) などと、目を潤ませていると。。。ちょうど時間となりましたぁ。。 ベースソロからはじまって、ピアノのマイナーな音の波紋が広がるObsolte Piece #1。 ドラムがカッツカッツ刻むリズムも、フロントのユニゾン部分がちょっと短いけど、オーベのソロは直ぐにテンション上がり16音符の連続。足下も微動だにせず、長ーーい息づかいの中滑らかなフィンガリング。シリアスに繋ぐピアノ、ベースといきなりバンドのハイクオリティ全快。 しかし、アンダーシュのピアノは、本当によく相手を聴いていて、その反応、感受性のすばらしさはこの1曲ですぐにわかる。 全員がアグレッシブに、決める Obsolte Piece #2。今度はヨーハンがテナーをとる。 メリハリある、ハードブロウ。オーベとは対照的に全身を振り絞るようなギリギリ感のある演奏。 会場の観客を一点に引きつける強烈な個性。言葉は誤解を受けやすいけど、ライブ映えのする奏者。 おぉ!!ピアノの決めがフレーズが入って、一つ飛んで、大好きなObsolte Piece #4。 いけェ~~、今度はオーベェェ。小節をもろともしないその縦横無尽な大きな演奏、、何処までも続く一息の長さ。 僅かにしか動かぬ、姿勢。 時々、ほんのちょっと見せる眉間のしわにテクニカルでメカニカルな演奏の中にみる彼の内省。。。 と、、初めてのMCと、、メンバー紹介が入りますたぁ。。 なんだか、現実に戻る私。。 ここで、改めて感じるのは「Obsolete Music」のアルバムの曲達の完成度の高さ! 本当によくアレンジされた曲達なのです。 そして改めて感じる、ミュージシャン一人一人の技術の高さ。 クラシックの礎が、所々に感じるのも、ヨーロッパのミュージシャンの特徴の一つかも。 ピアノを弾きながら、全体のバランスを把握しながら、束ねていくアンダーシュ。 きっちりとサポートしながら、自分たちの個性も織り交ぜていくベースとドラム。 そして、素晴らしいテクニックと感性で、繊細かつ大胆に素晴らしいブロウを決めるサックス。 と、、、「チョップスティックス?Chopsticks??」と言う、ブルースフィーリングを感じる小粋な曲に。 ええと、ヨーハンが、ものすごくエモーショナルで表情豊かなソプラノサックスを披露。スゲェ~~♪ 「Master Piece #1、Master Piece #2」のアナウンス。。 ヨーハンのソプラノと、オーベのクラリネットで奏でる詩情的な雰囲気の1から、 一転、2では、シリアスな雰囲気で、音が重なり合う2ヘ急速展開。。 フルスロットルではじまるオーベのテナーソロ。 フラジオ領域も含めて高速で吹き切っても超安定した感じ。 このグルーブ感はたまりません。一気に何処に持って行かれる感じの遠く果てしない感じのライン。 抽象的なピアノのフレーズが夢の世界を思い起こす。。 そして、、なんと、ワンセット目の最後はMilonga。 この曲は「In person」にピアノトリオで録音されてます。 それを、ナア~~ント、今日初めてのテナー二本で!(だよね、、) 力強く二人でユニゾンを決めて、ヨーハンの豪快なハードブロウ。 スンゲェテンションで吹きまくって、熱中しすぎた??もしや、、着地??オーバー?? うねりを感じるマグヌス・グラーンのドラムも、アクセントにはいるベースも。 疾走感溢れるこの曲、、他の曲よりは決めが緩い感じのアレンジの中、、即興的な盛り上がりが心から楽しかった。 改めて、彼らのすごさに感服。。。休憩です。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月23日 12時08分18秒
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