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カテゴリ:栃木・群馬の旅
最近の休日はというと、鉄道を使って出かけるときもあるが、車を使ってのドライブをする機会も多くなった
僕の場合、普段は電車通勤なので、休日くらいしか車に乗ることはなく、また、電車や一般の交通機関では行きづらいところも行ってみたくなる というわけで、先日向かったのが、群馬県みどり市にある「富弘美術館」。 この地出身の「星野富弘氏」の花の詩画が数多く展示されているが、実は、この富弘氏は、20代前半に事故により手や足が動かなくなってしまった。 そのため約9年間の入院生活を送り、その時に筆を口にくわえて詩画を描くようになったそうだ。 突然体が動かなくなり、ショックも大きかったこと思われるが、それによって芸術と出会い人生を見つめるようになったのだろう。 なので、作品の言葉を見ると自分たちにも勇気を与えられる言葉ばかりだ。 「与えられることと失うことは同じ重さらしい」 「痛みを感じるのは生きているから、悩みがあるのは生きているから、傷つくのは生きているから 私は今かなり生きているぞ」 などなど 日常での辛いことも吹っ飛ぶ思いで、この美術館に足を運べば、自分の心に残る言葉が見つかるかも 美術館の入り口。 周囲の木も色づき始め、秋が近いのを実感する 場所は鉄道ならば、わたらせ渓谷鉄道の神戸(ごうど)駅からバスで10分、車だと国道122号線(ワンツーツー)沿いにあり、いずれも道のりでは渡良瀬川沿いを走る。 美術館裏には草木湖があり、散策路にもなっている。 美術館前にも色とりどりの花が咲いている 緑に囲まれた場所に美術館が建っている。 富弘氏もこのような環境の中で育ったことだろう。 美術館の先には赤い橋が見え、結構目立った存在だ。 美術館の前に建っているモニュメント「土の中の豆」。 土の中に埋まっている豆をイメージしている。 「今は土の中で辛くとも、やがて芽が出て花が咲いて実りを迎える」と教えてくれたようだ。 富弘氏も現在67歳でまだご健在なので、これからも素晴らしい作品を描いて欲しいと願っている 富弘美術館のページ ※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いします にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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