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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2024.05.14
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カテゴリ:JR九州D&S列車


乗車記は中盤~終盤戦にさしかかります。ここからは、まだ触れていなかった2号車と車内販売についての振り返りです。



2号車のラウンジは「ラウンジ杉」と名前が付けられていて、その名の通り、一枚板の超大型の日田杉のカウンターが特徴です。この杉板、長さは7.88mあり、乗車記の1回目で述べたように車番の由来(2R-80)になっている数字です。プラス、重量は何と230kgもあり、小倉工場での搬入時にはスタッフ16人がかりで運んで取り付けを行ったそうです。この模様は福岡の rkb ニュースでも取り上げられ、その様子を見ることができます。rkbの動画はこちらから↓↓↓。改造中の車両の様子を見ることが出来るのは貴重なもので、永久保存版として見ましょう(^^)。しかし、車両検査のときはこれ、出すのが大変だと思います。何せ樹齢250年の大木の一枚板ですから、傷をつけないようみんな慎重になりますわ、おーん。

「かんぱち・いちろく密着200日」
https://www.youtube.com/watch?v=qxZzNrnRcTQ



ラウンジの3号車寄りにはお馴染みになったロゴが。右サイドはスタッフルームを兼ねているので、乗客が入れるのは途中までになりますが、田主丸付近での山々の様子をここから間近で見ることができる特等席です。



もう少し中に入ってみます。ラウンジ車のカーペットはカウンターの上部まで巻き込む形で敷かれていて、防音や振動を防ぐ効果がある他、杉板の保護にも実は繋がっています。ディーゼル車ですが、一般車で走っていたときよりも静粛性がアップしていて、ふたつ星やかわせみやませみよりも車内は静かでした。これについては、一度乗られて実感してください。そして、天井にも特徴が。天井は日田の底霧をイメージしたもので、天領・日田の自然を表現したものです。カウンターの奥はミラーサイネージになっていて、普段は鏡になっていますが、沿線の様子や振り返りの動画を流すことができる演出になっています。



車内販売のメニューは乗車時に座席にセットされています。ご案内のリーフレットと一緒に持ち帰りが可能です。



車内販売はアルコールとおつまみが充実。食事だけで物足りない場合の小腹を埋めるには持ってこいです。オリジナルグッズは車内限定のものがズラリ。お茶のセットや入浴剤のセットは、福岡や大分らしいお土産です。珍しいものとしては、梨の100%シーズンパックジュースも。

中でも特筆すべきお土産は、八鹿酒造関連のオリジナル商品。ロゴ入りの枡や保冷バッグだけでなく、車内でしか手に入らないお酒があるのです。



車内販売メニューは拡大して載せておきます。今後の乗車に是非参考として活用下さい。



お酒の前に一旦ポーズ。カウンターとビュッフェの奥には、近年の観光列車には欠かせないコーヒーマシンが設置されています。マシンは国内産ではなく、スイスのフランケ社製で、挽き立て・淹れたてのドリップコーヒーが楽しめます(^~^)。これ、香りがいいんですよね~。



コーヒーマシンからは手前になりますが、同じくカウンターの奥には飲み物用の冷蔵庫と八鹿酒造オリジナル商品のディスプレイが。お茶や入浴剤、トライウッド製のお重も展示されています。お重は受注生産の形を採っていて、注文をしてから1週間~1か月で自宅に届くようになっています。お値段は25000円。お家でかんぱち・いちろくを楽しむための究極のアイテムになりますが、仕事先に持っていくような弁当箱ではない大きさです(^^;;)。家で使うとなると、おせち料理や子どもの運動会など、用途は限定されますねえ。



これです(^~^)。車内限定のお酒。これは焼酎と日本酒のセットで、グラスが付いて5000円のものです。左の金のロゴが入ったボトルは、長期樽熟成の麦焼酎(アルコール35度)で、右の黒いロゴのボトルが、兵庫県産(おそらく産地は三木市)山田錦を40%まで磨いた純米大吟醸(アルコール17度)になります。純米大吟醸は米を磨くほど香りが華やかになる特徴がありますが、敢えて精米歩合(磨く割合)を抑えて酒本来の旨味を追求した力作です。



先ほどの焼酎・日本酒のセットは、ロゴが入った特製の紙箱に2R形を描いた黒いスリーブが付きます。高級感満載のデザインで、これだけでも十分にお土産になるほどの出来栄えです。左はロゴ入りの保冷バッグ、中央にあるのが同じくロゴが入った八鹿のオリジナル枡です。ハレの日にこれで飲みたいですね。



車内販売は勿論、利用しました。手はじめに購入したのは八鹿吟醸(桃)。精米歩合60%の吟醸酒で、フルーティーな香りが漂う飲みやすいお酒でした。後味はキリっとした淡麗辛口で、酒質は灘の酒によく似ています。吟醸酒ですが、クセのある魚介類にも合う味ですのでお試しあれ。この他にも牛乳ジェラート岩下粒あん添えを注文。これも美味しく頂きました(^~^)。



乗車したことを留めておく名残として、お家用に選んだのは麦焼酎です。長期樽熟成の麦焼酎と純米大吟醸は単品でも販売していて、それぞれ2500円です。昔ながらの器械栓がついた白のオリジナルボトルで、飲んだ後もウイスキーや焼酎の熟成などに使える優れものです。これらの単品についても、車両前面のイラストが入ったスリーブ付きの特製紙箱に入っています。ボトルには八鹿の押印が入った封緘がされていて、品質を重視する蔵元の姿勢が込められたものです。これはよいですね(^-^)。



麦焼酎と純米大吟醸を購入すると、もれなくこのリーフレットが付いてきます。お酒に関する説明と八鹿酒造の来歴が入ったもので、この裏は麻生観八の簡単な略歴が書かれています。昔ながらの職人で厳しい人だっただろうなと思いますが、観八翁は地元では有名な篤志家だったそうで、この列車に乗ってから初めて知りました。



麦焼酎は家に帰ってからゆっくり楽しみました。持ち帰ったランチョンマットを敷き、小鹿田焼のぐい呑みと津久見のぎょろっけでお家でかんぱち・いちろく第2弾に。樽で熟成した分まろやかで飲みやすい味でした(^~^)。香りがウイスキーに近いものでしたので、樽は銀座のすずめ(琥珀)の熟成でも使われているバーボンウイスキーの樽に貯蔵されたものではないかと思われます。こういった家で余韻を楽しめるお土産はリピーターを増やすのには絶好のアイテムで、JR九州、相当これ頑張っていますよ。

乗車記はあと2回になります。次回はうきはでの様子や終点博多までの行路についてです。





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最終更新日  2024.05.14 19:29:39
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