テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:胆道閉鎖の三女
夫とドクターの【Q&A】
「ひとつ聞いてもいいでしょうか・・・」 と夫は切り出す。 ◆その1 夫「移植の成功率というのは、どれくらいなんでしょうか?」 ド「5年生存率は80%で・・・10年生存率もあまりかわりません」 夫「その、5年後10年後に亡くなっている人は、移植が原因なんですか?」 ド「お父さん、スルドイ質問されますね。 実際のところ、そこまでは特定できないんです。 もちろん、感染症などの、明らかに移植の合併症で亡くなる方も入っていますが・・・」 ◆その2 夫「2歳の子供に、47歳の肝臓を移植したら、肝臓だけ先に衰えてしまわないんですか?」 ド「若いドナーからの移植が望ましいのは確かで、ドナーの年齢も65歳までと決められいます。 ただ、肝細胞の再生能力は、人間の寿命よりはるかに長いですから、お父さんの年齢で娘さんに移植した肝臓が、将来的にハンデになることはないです。」 ◆その3 夫「肝臓移植というのは、どこを接続するのですか?」 ド「メインは、直径2ミリくらいの細~い血管同士をつなぎ合わせることです。」 夫「それは、実際に手を使ってやるんですか?それとも、遠隔操作で・・・たとえば、手を1センチ動かすと、実際の場所は1ミリしか動かないといったような機械を使って・・・」 ド「その機械は、今、僕らが研究開発しているところです」 ◆その4 夫「手術のあと、ドナーは何日くらいでどうなりますか?」 ド「問題がなければ、2日後には自分でトイレに行けるようになります。 手術はだいたい月曜日にやるのですが、木曜日にはお子さんに面会できます・・・と言っても、その時点で面会しようというのは、たいがいドナーがお母さんのケースですね。 女の人って・・・」 夫&ド「ホントに強いですよね~・・・」 思わぬところで強く共感する2人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月22日 10時05分04秒
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