カテゴリ:閑話
そう感じたのは、小学4年生のときだった。
共働きの両親はもちろんいない、兄はまだ帰って来ないし、近所のミユキちゃんもメグミちゃんもフミコちゃんもマリコちゃんも、ほかの友達と遊ぶ約束になっているあげく、きょうに限って宿題がない。 どうすりゃいいんだっ!? このときの恐怖感というのは、自分の足もとにぽっかり穴があいて、つかまりどころを探してあたふたしている感じ。 この一件のおかげで、退屈からのがれるために、興味の湧いたことにはとりあえず首を突っ込むクセがついた。 ”器用貧乏”と言われるゆえんはここにある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月22日 16時02分38秒
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