カテゴリ:閑話
私の心に刺さっている言葉は、たった2つ。
ひとつは、 直子はわがままだからね! 親となった今、そもそも子どもはわがままな生き物だと実感する。 その中で、何が許されて、何が許されないか、そして、その理由はなぜかを教えるのが大人の役目ではないかと思う。 もうひとつは あんたは口が汚いんだから! これは”言葉づかいが悪い”というのではない。 ある日、食後に「デザートはないの?」と聞いたときの、思いもかけない母親の返答だった。 母親が言いたかったのは「食事のあとに、すぐ何か食べたがるなんてぜいたくだ」とか「そんなこと言うなら、もっと食事をちゃんと取りなさい」という内容だったのだろうが、 だからって、その言い方はないでしょっ!! と、今なら対抗できるが、小学4年生の私には、下手なことを言うと、母親から見捨てられるという恐怖心だけが残った。 もし、今、私が娘たちに同じことを言ったとしたら、母親は、 「なんてこと言うの!?食べたいというなら食べさせてあげればいいじゃない!!」 と言うだろう・・・間違いなく。 では、なぜ、実の娘である私に対しては、それが言えたのか。 答えは簡単。 自分の娘を愛していなかったからだ。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月25日 09時14分03秒
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