直子の直筆

加藤諦三氏の『大人になりきれない人の心理』を、また読んでいる。

半年ほど前に読んだとき、夫の言動とあまりにも合致していることに驚いた。

しかし、改めて読んでみて、”大人になりきれない人”が、どれほど苦しい人生を送っているかを理解する余裕ができたせいか、その人を責めるのは気の毒だと思うようになってきた。

しかし、今さら、夫の幼少期にタイムスリップして、育て直しができるわけない。

つらいだろうが、夫には、時間がかかっても”自分と向き合う”作業をしてもらわなければ、この先も同じ茨の道を歩むほかなくなる。


”見離さず、手を貸さず”


私と子供たちを含めた夫の人生を、サポートする距離の取り方を模索している。