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さ・や・ん~sayang~

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November 24, 2006
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カテゴリ:PTA
昨年度から青少年健全育成事業の一環として
区の「まちづくり推進協議会」と「社会を明るくする運動実施委員会」の主催で
「地球のステージ」の公演会が行われています。

今回はめでたく、私たちの中学校で公演会ができることになって
PTA行事として準備を進め、今日本番を迎えました。

ステージの出演者は山形の精神科医である桑山紀彦さん。
これまでに、旅行者として、また、難民医療ボランティアとして
53カ国を歩かれたそうです。

大スクリーンに写真スライドを映しながら
そこで出会った人たちやエピソードを語り
人間のすばらしさ、生きる事のすばらしさを歌にして
ビデオ映像に重ねて朗々と歌い上げる・・
映像と音楽が一体となって心に焼きつく、本当に素敵なステージでした。

以前から
紛争のある国、貧しいと言われている国の子供達の笑顔が大好きでした。
懸命に「生きる」ために生き、家族を愛し
感謝の心をたくさん持っているからこその天使のような笑顔。

今日の「地球のステージ パート1」でも
フィリピン、ソマリア、東チモール、旧ユーゴスラビアなどの
生きる力に支えられた、本当に素敵な子供達の笑顔が見れました。

東チモールの、マラリアにかかった12歳の少年の話が印象的でした。
東チモールの診療所では、入院となると1時間もたたないうちに
枕や毛布や食べ物を持って家族が続々とやってくるのが普通。
でも、この子には1日たっても誰もお見舞いにやってこない・・。
この子の家族は、この子だけを残して紛争のためにみんな死んでしまったのでした。
同じように家族を亡くした少年たちと一緒に
ごみ拾いの仕事をして生活してる・・。
「家族はみんな死んだ。
 でも、僕は大丈夫だ。すばらしい仲間がいるから。
 仲間たちはみんな本当にイイやつ。
 でも、みんな忙しいから、僕が病気になったって
 お見舞いに来ることはできないんだ。」
そう言って、たった一人で高熱と戦って5日後には退院したそうです。

東チモールで診療所を開いているアメリカ人医師も、すばらしい方。
アメリカで医者をやったら儲かるのに、どうしてここで?と、桑山さんが尋ねたら

「人間には、自分ではどうしても止める事ができない事が3つある。
 ひとつは、生まれてしまう、ということ
 ひとつは、年を取るということ
 もうひとつは、誰かを好きになるということ。
 この診療所にくる患者たちが愛しくてたまらない。
 ここにいる理由はそれだけで十分。」と。

このステージを見た子供達の心にも、素敵な変化が起きます。

旧ユーゴスラビアのエピソードの中に
紛争を逃れるために500キロを歩いた少年の話がありました。
その少年の靴はざっくりと破けて、もう靴とは呼べない・・。
でも、替えの靴がない・・。
そのぼろぼろになった靴が大スクリーンに映し出される・・。

このステージを見た小学校5年生の男の子が
後日、手紙をくれたそうです。

「僕は、あのぼろぼろの靴が忘れられません。
 僕は替えの靴があるから、僕の靴をあげてもいいです。」

知らなかった世界を始めて知って
自分にできる事はないか、
それをするためにはどうしたらいいのか、と考える。
みんながそういう心を育てられたら・・と願わずにはいられません。

桑山さんの「ボランティアは、プレゼントの交換」という言葉も
胸に深く残りました。

地球のステージはパート1~4まであるそうです。
後の3つのステージも是非、息子たちと一緒に見たい!と思っています。









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Last updated  November 24, 2006 11:46:17 PM
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Re:地球のステージ☆(11/24)   ナイトサファリ さん
うちの子なんて、親がいないってことは想像もできないでしょうね。
命の大切さを知れば、自殺なんてばかげた事だとわかるんでしょうけど、日本人は「ぼけてる」っていう感じがします。
(November 25, 2006 01:49:55 AM)

Re:地球のステージ☆(11/24)   ぐりん715 さん
貧しいといわれている国の子供たちの話を聞くとたまりませんよね。
でも笑ってがんばってるんですよね。
そういう子たちにはサンタさんは来ないけど、金持ちの子にはプレゼントがある。
だから私はいい子にしてれば・・という話のサンタさんは嫌いです。
話がずれたな・・。 (November 25, 2006 10:10:42 AM)

ナイトサファリさん♪   かほ(*^-^*) さん
>命の大切さを知れば、自殺なんてばかげた事だとわかるんでしょうけど、日本人は「ぼけてる」っていう感じがします。

 「死ね」「消えろ」と簡単に口にし、「死にたい」と簡単に考える人がいる・・。
 本当に悲しい日本の現状・・。
 紛争や貧困にあえいでいる人たちから学ばないとならないことが本当にたくさんあると思います。 (November 26, 2006 03:03:32 PM)

ぐりん715さん♪   かほ(*^-^*) さん
>貧しいといわれている国の子供たちの話を聞くとたまりませんよね。
>でも笑ってがんばってるんですよね。

 日本では、親に守られて当たり前、物がたくさんあって当たり前・・で
 感謝の気持ちも忘れてしまいがち。

 紛争や貧困で苦しいはずの子どもたちは、風船ひとつ、プルタブで作ったイヤリングひとつで
 心から笑顔になれる・・。
 1日中ごみ拾いをして小銭を稼いでも自分のものは1つも買わないで
 お父さんにお金を渡して「がんばったなぁ」って頭をなでてもらって
 本当に幸せそうに笑える・・。

 ごちそうを食べてプレゼントを貰っても感謝の気持ちも持たないのと、どっちが幸せ?

 うちの次男は、貧しくても苦しくても心豊かに暮らしている国がうらやましいとよく言っています。
  
>だから私はいい子にしてれば・・という話のサンタさんは嫌いです。

 ほんとにそうですね・・。やりきれない・・。
 

  (November 26, 2006 03:22:26 PM)


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