|
テーマ:小学生ママの日記(28617)
カテゴリ:PTA
区のPTA連合の研修常置委員会の総会には
「コーチング」に関する講演会がおまけで付いてきた。 「ティーチング」は、その子の外側にあるものを教え込むこと、 「コーチング」は、その子の中にあるものを引き出すことで 子どもとかかわる時に大切なのはコーチング。 コーチングによって子どもの内面にあるものを引き出すテクニックは100以上もあるけど 中でも、大切な三本柱は *話をしっかり聞く・・認めてくれていると安心する。 話し手は頭の中を整理しながら話すので 自分の考えがはっきりしてくる。 *認める・・・・・・・話し手の心を満たす。 *気付かせるための質問をする ・・・「どうすればいいと思う?」のような 「ど」から始まる質問をすることで、話し手は考えて気付く。 コーチングでは、子供の持つ可能性(やる気、能力)を会話によって引き出していく。 「会話の際に主導権を持ってるのは聞く側です。」というのにはちょっとびっくりした。 聞く側の聞き方次第で、会話が上手く進むかどうか決まるって。 確かに、話し手は、相手にまったく聞く気がない時には話が出来ない。 では、どういう聞き方をしてくれた時にうれしかったかって、みんなで考えた。 笑顔、前かがみの姿勢、最後まで聞く、何もしないで顔を向けて聞く、目を見る 自分の意見を言わない、うなづく、相槌を打つ、オウム返し・・などなど。 講師の先生曰く、なかでも、「オウム返し」はとっても効果があると。 ちゃんと聞いてくれてる、という安心感を与えて、和やかにスムーズに会話が進む。 で、元テレビレポーターの講師さん、実際にやってみてくれた。 パターン1 「おはようございます。今朝は何時に起きましたか?」 「7時に起きました。」 「朝ごはんは何を食べましたか?」 「パンと卵を食べました。」 「誰と食べたんですか?」 「子どもと食べました。」 パターン2 「おはようございます。今朝は何時に起きましたか?」 「7時に起きました。」 「7時に起きたんですか~。朝ごはんは何を食べましたか?」 「パンと卵を食べました。」 「パンと卵を食べたんですね~。誰と食べたんですか?」 「子どもと食べました。」 パターン1では、なんとも無味乾燥なやりとり・・。 パターン2のように質問の答をオウム返しすることで インタビューされる女性の表情も話し方も全然違ってくるのがよくわかった。 で、息子たちとの夕食の時に、オウム返しの効果の話をしたら 翌日、三男が学校から帰って言うには、「オウム返し、効かなかった。」 「○○で、○▲◇できた!」って友達が言ったから 「へぇ! ○▲◇できたんだ!!」って言ったら 「あたりまえじゃん。」だってさ。 これこれこうなって・・って、話が広がるのを期待したのに 「あたりまえじゃん。」で終わっちゃったって(^^;) ・・無敵の「オウム返しの術」もシチュエーションを考えないとダメってことか(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[PTA] カテゴリの最新記事
|