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テーマ:日々自然観察(9771)
カテゴリ:自然
夏の初めから秋にかけて
次から次に開いてみせる 小さなかわいらしい花。 ゲンノショウコの花(ピンク) posted by (C)かほ(*^-^*) 仙台近辺ではやさしい雰囲気の白い花弁。 西日本では 濃いピンクの花弁を持つことが多いという。 ふつうは おしべが先に成熟して、後からめしべが成熟することで 自家受粉を避けてるらしく(雄性先熟) おしべが役目を終えて葯(やく)を落とす頃に めしべの柱頭の先が開き始めるようだけど ピンクに染まる5つに分かれた柱頭の先と 紫色の葯を持つおしべが 一緒にいるところは なんとも言えず キュート~~(*^-^*) ゲンノショウコの花1 posted by (C)かほ(*^-^*) 咲いてる花の右隣 花弁を落とし 子房が膨らみ始めた実の赤ちゃんも 愛らしいこと~。 ・・申し遅れましたが・・ この子の名前は ゲンノショウコ と申します。 ドクダミとならぶ、日本の民間薬の代表格で お江戸の時代から おなかの薬として使われてたとか。 飲んだらすぐ効く下痢止め薬~ しかも 飲み過ぎても副作用もない優れた整腸薬 ということから 現の証拠(ゲンノショウコ) 医者要らず(イシャイラズ) たちまち草(タチマチグサ) などと呼ばれております。 花のかわいらしさには ちょっと不似合いな感じがするけどねぇ(^^;) 夏の花の時期に 地上部の全草を採取、乾燥させて 10~20gを0.5リットルの水で濃い目に煎じて 下痢止め、健胃薬として飲用。 外用薬として 腫れ物、かぶれ、しもやけの洗浄などにも有効だそうな。 ほんとにお役立ちなゲンノショウコ。 花のあと 槍のように長く伸びた実が ある日 はじけて・・ ゲンノショウコの熟した実 posted by (C)かほ(*^-^*) 心跳ねるような こんなに素敵なお姿に(*^-^*) はじけた実がお神輿に似てることから 神輿草(ミコシグサ)の異名も。 さて かわいらしい花から 槍のような実になって お神輿のようにはじけたゲンノショウコ。 あれれ? なかみはからっぽなの? さ、さ、 ゲンノショウコの種はいったいどこにある? 答えは次回に(^0^)/~~ ◆ランキング参加中。ポチッとクリックして下さったらうれしいな(*^-^*)
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