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健康、長生き、アンチエージング

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2006年07月07日
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カテゴリ:疾病

『定年うつ』、時々聞く言葉であるが、現役時代に会社人間だった人ほどなりやすいという。

また、いわゆる通常の『定年退職』に限らず、『役職定年』、『早期退職』など、すべてにこういったことがありえるという。

『早期退職』の場合は、次の新しい仕事および職場環境に順応できないなどで出てくるようである。

私の場合も昨年早期退職をした形だが、自分の専門を活かした、やりたかった仕事をしているので、今のところ楽しく過せている。

今振り返って考えてみれば、仕事の専門以外は組織等すべてが新しい状態なので、そういうことも、充分起こる可能性があった訳で、大変危険にさらされていた訳である。

自分の好きな事を仕事でできる事は幸せなことである。

その幸せを感謝しつつ、次の展開を図っていきたいと思う。


定年うつ:会社人間ほど危険です 心の準備し、社会的な役割みつけよう

 定年退職をきっかけに、うつ症状が出る「定年うつ」が注目されている。仕事以外に楽しみの少ない「会社人間」だった人がなりやすく、最悪の場合、自殺に至ることもある。「定年うつ」をどのように防ぎ、家族らはどう見守ればよいのだろうか。

 定年直後の半年ほどは解放感から「なんていい生活なんだ」と多くの人がホッとする。しかし、しばらくすると、毎日が日曜日でやることのない日々に戸惑い始める。

 「ほとんどの人は時間がたつうちに、次の生活パターンをつかみますが、立ち直れずに、うつになっていく人がいます」と、多くのうつ患者を診る社団法人・大阪精神科診療所協会長で精神科医の渡辺洋一郎さんは指摘する。

 最近の傾向として、会社を勤め上げる定年退職だけでなく、役職を離れる「役職定年」や、早期退職後の転職先に適応できないことをきっかけにした「うつ」が増えているという。

 ◇見分け方

 改めてうつ病とはどんな病気だろうか。「いろんな状況や悩みが続くと、心が過労状態になり、脳内の神経伝達物質の働きが悪くなります。このため、さまざまな精神症状や身体症状が出る病気です」と渡辺医師。

 世界保健機関(WHO)によると、うつ病になる割合は世界人口の3-5%で、日本では約400万-500万人の換算となる。「心の風邪」と呼ばれ、決して珍しい病気ではないが、年間3万人を超す自殺の背景には、うつ病の増加が指摘されており、周囲も細心の注意が求められる。

 うつ病は、それまで、よりどころとしていた柱がなくなった時に起きる場合が多い。定年で会社というよりどころをなくした「定年うつ」には、どう気付けばよいのだろうか。渡辺医師が挙げるのは次の3点。

 <(1)何をしていても楽しそうでない> 例えば熱烈な阪神ファンだったのが、テレビの野球中継さえ見なくなった場合など。

 <(2)睡眠障害がある> 「昼間に何もしていないのだから、夜寝られないのは当たり前」と家族も見過ごしがちになる。「睡眠は本来、体のリズム。早朝に目が覚めて疲れが取れていなかったり、夜間何度も目が覚めるのは要注意」

 <(3)焦燥感やイライラ感が強い> 「こんな生活では駄目だ」と思い、家族にあたったり、怒りっぽく、不機嫌になる。アルコールの量が増えたりする。

 「以上のような症状が2週間続けば、うつ病の恐れがあります。しかし、神経伝達物質の働きを回復する抗うつ剤による薬物療法など適切な治療で必ず治ることを知ってほしい」と渡辺医師はいう。

 ◇予防法

 定年うつにならないためには、どうすればよいか。心の健康を保つヒントとして渡辺医師が挙げるポイントは別表の通り。

 ▽定年前から一度、定年後の自分の生活を想像し、心の準備をする▽仕事以外の世界を見つけて人間関係を作る▽ボランティアなど自分が存在する社会的な役割を持つ----などが大切だ。

 渡辺医師は「夫婦なら、定年を夫(妻)だけの再スタートというのでなく、二人の人生の再スタートと受け止めて、夫婦での行動を増やしてみてはどうでしょう」と提案する。

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 【向老期を生きるヒント】

(1)日課、週間、月間、年間のスケジュールをたてる

(2)夫婦の役割を入れ替えてみる

(3)月に1度は書店、大型電気店めぐり

(4)パソコン、インターネットは高齢者のためのもの

(5)お金の力を借りずに、孫と付き合えるようになる

(6)これからの人生では、今が一番若いことを忘れない

[提供:毎日新聞社]






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最終更新日  2006年07月07日 06時40分32秒
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