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カテゴリ:日々、感謝
アニメ映画「あらしのよるに」を、今日初めて、何気なく見ました。
ずいぶん有名なお話ですが、私はあらすじしか知りませんでした。 突然の嵐。雨宿りをしていて出会った狼と山羊。 互いの正体を知らず、友達になった二人は、再会の約束をします。 狼と山羊・・・埋めがたい違いを知ってからも、 二人は「秘密の友達」として友情を深めていきます。 しかし、狼の仲間と山羊の群れに、その付き合いが露見し それぞれ、激しく反対されたり、叱責されたりします。 「騙されている。利用されている。そのせいで、仲間を危険にさらしている」と。 二人は「同胞のため、相手から有利な情報を引き出せ!」とスパイ役を背負わされ 川越しに対峙します。 一度は離れた、心の距離ですが、向き合うほどに、言葉を交わすごとに 互いへの想い、友情や信頼が蘇ってきます。 振り返れば、双方の同胞たちが、固唾を飲んで成り行きを見ています。 かつての仲間たち。固定された枠組み。決まりきった毎日。 一緒にいれば、安全だった群れの中。 それはそれで幸せだったけれど、今はそれを超える喜びを知ってしまった・・・ 二人は自分の心に問います。「戻るか?進むか?」 優しい狼と勇敢な山羊は、見つめあい、頷きます。 次の瞬間、二人は渦巻く川の濁流へと飛び込んでいました! 『あぁ、この瞬間のために、これを見たんだなぁ』そうわかりました。 ハートが開き、全細胞が波打っています。 『まだ見ぬ地平へ・・・ 信頼と共に、飛び込もう・・・』 あらしのような夏至の日に、そう受け取りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.21 16:42:43
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