カテゴリ:駅
小学校4年の時だったと思う。 雑誌の付録に、雑学のような冊子があり、 「日本一高い所にある駅は、小海線の野辺山駅で、高さは1345メートル」 とあった。 当時は、小海線がどこなのか、野辺山駅がどこなのか、何の知識も無く、 行ってみたいとも思わなかったが、 晩年、仕事が一段落してからは、日本一を尋ねてみよう、という気になって、 再び、野辺山駅を意識するようになった。 で、このほど、中山道ウオークで、小海線の終着駅、小諸に宿を取った事もあり、 野辺山駅を訪ねる事にした。 が、小諸から野辺山までは、約2時間。およそ2時間に1本の電車しか無い。 そして、野辺山駅で下車すると、次の電車まで、2時間待ち、あるいは、 野辺山駅で行き違いとなる電車なら、4分待ちで戻るしかない。 4分待ちで、とんぼ返りするか、とも思ったが、長年思っていた事なので、 きちんと下車をして、往復6時間コースとなった。 駅前にあったのは、国鉄時代の標識。 朽ちていないのが不思議なほど、しっかりしていた。 冗談に、ここには国鉄が生きているのか、と言ってみた。 ところで、日本一低い駅を尋ねた時も同じ疑問を持ったのだが、 何を持って、どこを基準に、日本一低いとか、高いとかを判断するのかが分からなかった。 今回は時間があったので、駅員に尋ねた。 「駅構内という(決まりがある)範囲内で、路面の一番高い所の標高です」 というのが、その答。 ホームだったり、駅長室だったりではなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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