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テーマ:フィギュアスケート(3631)
カテゴリ:フィギュアスケート
一昨日から全日本フィギュアが始まりました。 男子SP。 これは高橋大輔選手に限るでしょう。 4回転は回避するって言ってたのに、もうすんばらしい完璧の4回転、おまけに3回転もつけちゃって!鳥肌もんでした。 本人も言っていたけど、確かにNHK杯の時の方が他の滑りはほんのちょっと良かったかもしれません。と言うか、カメラのアングルによって全然変わってくるので、私は見た目でそんな感じをうけたのですが。 国内大会なので点数は甘めだと思いますが、それでも納得の点数でした。 それが…昨日のフリーは、「オイオイ」と言いたくなるような3コケで…。 大ちゃん、しっかりしてよ! まったく油断できない男です(汗) ステップや表現力は素晴らしかったですけども…でもね。 それでも実はホッとしている部分もあります。 GPファイナルのフリーや今回のSPがあまりに素晴らしすぎて、又点数も良すぎて、国内大会でちょっぴりもったいない、と言うか、今こんなに調子が良いと世界選手権までその調子が持つのか?と言った不安もあったのです。(はじめから世界フィギュアに出る気持ちでいたのだけど…)家でも、その話をしていた矢先にこれですから。まあ、世界選手権までSP, FPとも完璧、と言うのを取っておいてください。 本当に危ない、逃げ切り、という表現がぴったりの優勝でした。SPの貯金がなかったら完全に優勝はありませんでしたね。 今回の大ちゃんの優勝に疑問を持った方もいるかもしれませんが、確かに演技構成点と言う不思議さはどの大会でも見受けられます。ただし、カナダのPチャンと同じだと思ってはいけないと思います。彼はどんな大会でも、そしてGPファイナルのSP、FPの両方であんなにグダグダなのに恐ろしく高い点数でその両方で1位でした。それは今回の高橋選手とは違います。 これを言うと異論を唱える人があるだろうけど、高橋選手はPCSの特に「演技力」や「曲の解釈」と言った項目では世界中のどの選手よりも飛び抜けて、ずば抜けていると思っています。こんなに表現力のある選手は現役選手ではいないと。だからPCSの点数が高くて当たり前だと言う印象です。 (今から言う事は小塚選手ファンの方にはごめんなさいですが)小塚選手も表現力が付いてきたと言われていますが、正直高橋選手とは比べ物にならない、というのが私の印象です。もちろん彼のスケーティング技術は素晴らしいです。ただ表現力に関しては、です。去年のPCSで小塚選手の得点が高橋選手と大差なかった時はその事は私には不思議でした。 だから、なのです。演技構成点に対する印象と言うのは本当に人それぞれだと思うのです。だから曲者なんだと。私はこう思っても全く違う意見の人もいるでしょうし、私に賛同する人もいるでしょう。この厄介さがいろいろ疑念を抱く元になっているんだと思います。ちなみに、Pチャンも表現力がそんなに素晴らしいと思ったことはないんです。もう、その人の感じ方のみ、の世界なんでしょうか。こうなると、スケーティング技術とは別に、音楽やダンスの専門家をジャッジに加えるのも必要なのかも知れないと思ったりもします。 そして女子のSP。 真央ちゃんがどういう風な演技をするか、ちょっと固唾を呑んで見守る気持ちでした。 会場の雰囲気もそうだったようですね。 真央ちゃんはいつもどおりに、凛として、キラキラとすてきなお姫様で素晴らしい演技をしてくれました。相変わらずエレガントで、でもちょっと勝気なお姫様。そして、フィニッシュで天を見上げた表情に、グッと来るものがあり涙が出ました。 きっと、今日もいつも通りに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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