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あんなことやそんなこと

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danke3@ Re:パッションフルーツの続き(09/09) やはり熱帯の生物、生命力がすごいのです…
ケビン大杉@ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 凄すぎます。 そのうち、熱川バナナワニ…
いちろん92@ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 本当に熱帯みたいですね!そういえば、パ…
ナタ55@ わ~~い♪♪ おちゃのこさいの様、こんばんはです。 …
おちゃのこさいの@ 温室・・・実はあるんです ケビン大杉さん  おちゃのこ(父)の趣味…
2005/03/16
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カテゴリ:It's America?!
3月末に、日本から友人が遊びに来るそうです。St.Louisでも、Seattleでも、日本の知人・友人・家族ですら、遊びに来てくれなかったからなー、大分いじけてたんですが(それを世間一般では、人徳がないと評します。← ほっとけ)。さすがに、D.C.だと興味があるんですかねー、Seattleで知り合った知人もSpring Breakを利用して来るって言ってたから、気になってた鍋料理にチャレンジできるぞ(って、だーかーらー、その食べ物中心主義の考え方はどうなんだ)。

あまり、ホスト(というかホステス?)として優秀ではない私は、前もってどこそこへ行くとか、そういうことを計画するの、あんまり得意じゃないんですよね(って、さんざん無計画と自分を評していたのだからして、既に分かり切っていることではあり)。でも、せっかくだから、こっちで有名な蟹のたたき割りに行きたいなー、どうせなら、海辺の街まで行っちゃおっかなーとか考えていて(でも、それ、ホスト側としての気遣いというより、自分の要求なのでわ?)、あっ、前もって調べておかなきゃいけないことがあったっ!と思い出したです。

友人、子ども2人連れてくるんです(友人に既に子どもが2人いるということから、年齢なんぞを推測しないよーに)。で、今、日本でも、子どもと車で移動する場合は、チャイルドシート義務づけですよね? アメリカは(感覚的には)もっとうるさいので、子どもと一緒に移動しようとしたら、チャイルドシートが何歳まで義務づけなのか調べておかないといけないぞ、と。しかも、いやらしいことに、考えていたところまで移動するには、Virginia、D.C.、Marylandと3つの州(D.C.は州じゃないけどさ)を通ってかなくちゃいけないっす。つうことは、この3つの州の法律を調べとかにゃあかんってことですよ。1時間くらいしか走らないのにぃ!

もーねー、前々から思うんですけどね、この国は、法律体系が複雑過ぎだっ! チャイルドシートの着用義務づけは子どもの安全を考えたら、必要だと思いますよ。でもね、その年齢や、体重などの制限がね、州によって違うってのはどうなのさ。高速道路はつながってるのに!

調べた結果、恐れていたとおり、VirginiaとD.C.とMarylandで制限年齢が違ってて、しかも、いやらしいことに、D.C.が一番年齢制限が高いがために、友人の子どもはD.C.でだけチャイルドシートが必要になってしまいます。言うまでもありませんが、私の車にそんな装備はないわけで・・・。しょうがないから、D.C.を迂回するルートを通るしかないかなー。方向音痴なのにどうしてくれるんだ。

しかしですね、米国の憲法にCommerce Clauseってのがあって、州を越えた商業活動に関する法律は連邦政府の権限(逆に、州が、州を越えた商業活動に過大な負担をかけるような法律を作ったら違憲)な筈なんですが、隣り合ってる州の片方が4歳まででオーケーなのに、D.C.は7歳までチャイルドシートが必要なんて、過大な負担だと思うけどなー。制限速度が異なってるってくらいならその州に入ったら気を付けるというので対応できますが、これはねー・・・州を越えた途端、子どもが急に大きくなるわけじゃあるまいし、4歳でオーケーの州にいても、お隣に行くんだったらチャイルドシート用意しておかなきゃいけないってことじゃないですか。移動が制限されますよ、絶対(物や人の移動は、Commerceになるらしい)。

道に迷って、D.C.に入り込んで、それでつかまったら、法律が違憲だっつって争ってやるぅ(って、D.C.は連邦直轄だから、自分とこが原則なのっ。他の州がそれを緩める分には構わないのって言われて負けそう・・・ちぇー)。

しかし、つくづく思うんですけど、今、日本で司法改革で法曹人口増員とか言って、その理由として、アメリカの法曹人口と比較したりするじゃないですか? あれ、比較しても全然意味ないですね。だいたい、車で1時間走るだけのために、3ヶ所の法律調べなきゃいけないなんてて日本じゃあり得ないですよ。しかも、その法律が州内を走る車全部に適用されるのか、その州で登録されている車両と他州登録の車で違うのか、とか、そんなことまで気にしなくちゃいけないですもん。法律構造の複雑さが全然違いますよ。知人が前、言ってたんですけど、「どんなものでも、仕組みを複雑にすれば、専門家がもうかる」って。これ、法体系の複雑さでも同じことが言えると思うんですけどねー。

しかも、本屋に行ったときに、本屋をぐるぐるするのが趣味な私は、法律書のコーナーにも行ってみるんですけど(いつもマンガのコーナーにばっかり行ってるわけじゃないんですよー、と誰に言い訳しているやら)、私、今まで、アメリカの一般の本屋にいわゆる六法の類が置いてあるの見たことないです。せいぜい、法律用語辞典と、あと、よく見かけるのは、ビザ関係のハウツー本、あと、大きな本屋で、離婚関係の本がかろうじてあるかどうか。ちっちゃな六法は言うに及ばず「交通事故の法律相談」やら「離婚の法律相談」やら「相続の法律相談」やらが並んでいる日本の本屋とは大分様子が違います。ということは、いわゆる法律の専門家じゃなかったら、そもそも、法律を知ること自体が大変だってことですよね(まぁ、今ならネットでそれなりに整備されてますけど、何も知らないまっさらなところから、お目当ての法律なんか、簡単に探せるものじゃないと思うんですが)。

とか、ぶつぶつ言う前に、道に迷わないように、きちんと地図みとけって。はーい、そうします(すごすご)。





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Last updated  2005/03/17 01:42:34 PM
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