136616 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

あんなことやそんなこと

あんなことやそんなこと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

おちゃのこさいの

おちゃのこさいの

Category

Freepage List

Comments

danke3@ Re:パッションフルーツの続き(09/09) やはり熱帯の生物、生命力がすごいのです…
ケビン大杉@ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 凄すぎます。 そのうち、熱川バナナワニ…
いちろん92@ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 本当に熱帯みたいですね!そういえば、パ…
ナタ55@ わ~~い♪♪ おちゃのこさいの様、こんばんはです。 …
おちゃのこさいの@ 温室・・・実はあるんです ケビン大杉さん  おちゃのこ(父)の趣味…
2005/03/16
XML
カテゴリ:It's America?!
3月末に、日本から友人が遊びに来るそうです。St.Louisでも、Seattleでも、日本の知人・友人・家族ですら、遊びに来てくれなかったからなー、大分いじけてたんですが(それを世間一般では、人徳がないと評します。← ほっとけ)。さすがに、D.C.だと興味があるんですかねー、Seattleで知り合った知人もSpring Breakを利用して来るって言ってたから、気になってた鍋料理にチャレンジできるぞ(って、だーかーらー、その食べ物中心主義の考え方はどうなんだ)。

あまり、ホスト(というかホステス?)として優秀ではない私は、前もってどこそこへ行くとか、そういうことを計画するの、あんまり得意じゃないんですよね(って、さんざん無計画と自分を評していたのだからして、既に分かり切っていることではあり)。でも、せっかくだから、こっちで有名な蟹のたたき割りに行きたいなー、どうせなら、海辺の街まで行っちゃおっかなーとか考えていて(でも、それ、ホスト側としての気遣いというより、自分の要求なのでわ?)、あっ、前もって調べておかなきゃいけないことがあったっ!と思い出したです。

友人、子ども2人連れてくるんです(友人に既に子どもが2人いるということから、年齢なんぞを推測しないよーに)。で、今、日本でも、子どもと車で移動する場合は、チャイルドシート義務づけですよね? アメリカは(感覚的には)もっとうるさいので、子どもと一緒に移動しようとしたら、チャイルドシートが何歳まで義務づけなのか調べておかないといけないぞ、と。しかも、いやらしいことに、考えていたところまで移動するには、Virginia、D.C.、Marylandと3つの州(D.C.は州じゃないけどさ)を通ってかなくちゃいけないっす。つうことは、この3つの州の法律を調べとかにゃあかんってことですよ。1時間くらいしか走らないのにぃ!

もーねー、前々から思うんですけどね、この国は、法律体系が複雑過ぎだっ! チャイルドシートの着用義務づけは子どもの安全を考えたら、必要だと思いますよ。でもね、その年齢や、体重などの制限がね、州によって違うってのはどうなのさ。高速道路はつながってるのに!

調べた結果、恐れていたとおり、VirginiaとD.C.とMarylandで制限年齢が違ってて、しかも、いやらしいことに、D.C.が一番年齢制限が高いがために、友人の子どもはD.C.でだけチャイルドシートが必要になってしまいます。言うまでもありませんが、私の車にそんな装備はないわけで・・・。しょうがないから、D.C.を迂回するルートを通るしかないかなー。方向音痴なのにどうしてくれるんだ。

しかしですね、米国の憲法にCommerce Clauseってのがあって、州を越えた商業活動に関する法律は連邦政府の権限(逆に、州が、州を越えた商業活動に過大な負担をかけるような法律を作ったら違憲)な筈なんですが、隣り合ってる州の片方が4歳まででオーケーなのに、D.C.は7歳までチャイルドシートが必要なんて、過大な負担だと思うけどなー。制限速度が異なってるってくらいならその州に入ったら気を付けるというので対応できますが、これはねー・・・州を越えた途端、子どもが急に大きくなるわけじゃあるまいし、4歳でオーケーの州にいても、お隣に行くんだったらチャイルドシート用意しておかなきゃいけないってことじゃないですか。移動が制限されますよ、絶対(物や人の移動は、Commerceになるらしい)。

道に迷って、D.C.に入り込んで、それでつかまったら、法律が違憲だっつって争ってやるぅ(って、D.C.は連邦直轄だから、自分とこが原則なのっ。他の州がそれを緩める分には構わないのって言われて負けそう・・・ちぇー)。

しかし、つくづく思うんですけど、今、日本で司法改革で法曹人口増員とか言って、その理由として、アメリカの法曹人口と比較したりするじゃないですか? あれ、比較しても全然意味ないですね。だいたい、車で1時間走るだけのために、3ヶ所の法律調べなきゃいけないなんてて日本じゃあり得ないですよ。しかも、その法律が州内を走る車全部に適用されるのか、その州で登録されている車両と他州登録の車で違うのか、とか、そんなことまで気にしなくちゃいけないですもん。法律構造の複雑さが全然違いますよ。知人が前、言ってたんですけど、「どんなものでも、仕組みを複雑にすれば、専門家がもうかる」って。これ、法体系の複雑さでも同じことが言えると思うんですけどねー。

しかも、本屋に行ったときに、本屋をぐるぐるするのが趣味な私は、法律書のコーナーにも行ってみるんですけど(いつもマンガのコーナーにばっかり行ってるわけじゃないんですよー、と誰に言い訳しているやら)、私、今まで、アメリカの一般の本屋にいわゆる六法の類が置いてあるの見たことないです。せいぜい、法律用語辞典と、あと、よく見かけるのは、ビザ関係のハウツー本、あと、大きな本屋で、離婚関係の本がかろうじてあるかどうか。ちっちゃな六法は言うに及ばず「交通事故の法律相談」やら「離婚の法律相談」やら「相続の法律相談」やらが並んでいる日本の本屋とは大分様子が違います。ということは、いわゆる法律の専門家じゃなかったら、そもそも、法律を知ること自体が大変だってことですよね(まぁ、今ならネットでそれなりに整備されてますけど、何も知らないまっさらなところから、お目当ての法律なんか、簡単に探せるものじゃないと思うんですが)。

とか、ぶつぶつ言う前に、道に迷わないように、きちんと地図みとけって。はーい、そうします(すごすご)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/03/17 01:42:34 PM
コメント(9) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


カーシートの基準   nezuwan さん
 本当に、州によって異なる法律って困りますよね。私は結局、4歳及び40lbまでと思っていましたよ。 どっちもクリアできなくっちゃだめってことです。でも40lbって結構、重たいんですよ、だから日本の子だと4歳ではとってもクリアしないです。 簡単なカーシートは子供が大きくなっても使っていました(寝たときに首が疲れなくってよいので)、でも、ちょっと使うだけなのに、カーシートって面倒ですよね。(でも何かで、捕まったらきっと言われてしまうでしょうしねぇ。) (2005/03/17 03:01:04 PM)

「餅は餅屋」徹底の国!?   ナタ55 さん
おちゃのこさいの様、こんにちはです。
かのお国の本屋さんに、一般の人向けの法律本があまり無いという事に驚きました。
だから皆、「アリーマイラブ」のように、ささいな事でも弁護士に相談したり訴訟にしたりするのでせうか!?(って、ドラマ情報のみの私め…)
などと、ズレコメント、ご無礼仕りました~~!! (2005/03/17 03:16:33 PM)

うわ~…   danke3 さん
先週、今週とテレビで世界の法律を取り上げていたのですが(「奇跡体験!アンビリバボー』)、アメリカってややこしい国だなぁ、と思いましたよ。
州ごとに違うのも大変ですし、感覚的にわかりにくい法律もあるし…。
日本と違って、法律ができやすい(変わりやすい)のでしょうか?
だから、法律の本が少ないとか。
とにかく自分で調べるより、ちょっと電話で知り合いの弁護士に…という方が早いんでしょうね。
弁護士がやたら多いそうですが、納得。 (2005/03/17 10:15:09 PM)

Re:州を越えても急に大きくなりません!(03/16)   ケビン大杉 さん
アメリカにとって、州というのは、他国の国という感覚とほとんど変わらないんでしょう。
アメリカでは、憲法でさえ簡単に変えることが出来るんだから、六法全書なんかあっても、すぐに役に立たなくなってしまうんでは? (2005/03/17 11:20:08 PM)

友人の子供40ポンドはクリアでした   おちゃのこさいの さん
nezuwanさん

 ホント、困りますよね。4歳及び40ポンドは、Marylandで他州登録の車の場合がそうでした。Maryland登録だと6歳になっちゃうんだったかな。なので、いちお、体重も尋ねてみたら、体重はオーケーだったんで、D.Cを迂回するなら何とかなりそうです。州によっては、チャイルドシート違反だけでは取り締まれない(他の違反があったときのみ加重)らしいんですけど、D.C.はどうやらそういう抜け道もなく・・・くぅ。
(2005/03/18 12:42:22 PM)

徹底ですよね   おちゃのこさいの さん
ナタ55さん

 私も本屋行って、「え゛?」と思いました。Virginiaの本屋の離婚関係のは、Maryland、D.C.、Virginiaにおける離婚の仕方みたいなタイトルでちと笑ってしまいましたが(やっぱり近いからねー)。でも、こっちは日本と違って、協議離婚が認められていないので、最終的には裁判にしなくちゃならなくて(両者が合意していても)、その意味でも、弁護士が必要だよなー、と。

 本屋に法律書がない割には、ラジオとか聞いていると、憲法修正1条(表現の自由や、信教の自由を規定している条文)がどのこの、と一般の人のインタビューなどでも言っていて、そのねじれ(?)が不思議なんですよね~。

 法律を身近に感じている(?)割りには、法律が身近にないので、アリーマイラブも当然なのかなぁ、と(でも、シーズン3かなんかの最初くらいまでしか見てないのだ)。 (2005/03/18 12:50:02 PM)

ホントに、うわ~です・・・   おちゃのこさいの さん
danke3さん

 いや、ホントややこしい国です。結局52の法律体系が併存していることになるのかな?(50の州とD.C.それに連邦の法があるから。)とんでもないっすね。

>日本と違って、法律ができやすい(変わりやすい)のでしょうか?

 ちょっと前の日本だと法律は通りにくい国だったと思いますが、日本も国会の構成が変わってから、法律制定の速度はすごいですね。今、話題の人権擁護法案も、ちょっと前の日本だったら、なかなか通らなかった法律だと思いますし。

 制定法があるとはいうものの、ベースは判例法の国なので、最終的に、細かい判例を調べないと法そのものが分からないというところがあって、膨大な判例集、または判例データベース(なんでも使用料がバカ高いという話)にアクセスできる人じゃないと、法律そのものが分からないんですね(だから、法律を知るために、法律にアクセスできる専門家に頼まなければいけないという)。だから、六法だけじゃ足りないのであまり需要がないのかな、と勝手に想像しています。つくづくと日本って生活しやすいよなぁ、と思いますです。 (2005/03/18 01:00:09 PM)

感覚的にはEUに近いと思え、だそうです   おちゃのこさいの さん
ケビン大杉さん

 おっしゃるとおり、別の国と同じで、通貨が統一されているという意味でも、EUに近いか、と。ただ、外交等の権限が連邦に集中されている点でEUより若干統一性が高いのだと思いますが。

>アメリカでは、憲法でさえ簡単に変えることが出来るんだから、六法全書なんかあっても、すぐに役に立たなくなってしまうんでは?

 日本でも、ここのところ、去年の六法はもう役に立たないということの連続みたいで(ひどいとその年のうちに役に立たなくなったり・・・)。やっぱり日本のように制定法中心の国ではなく、判例法の国なので、制定法が重視されてないために、六法がないんじゃないかなぁ、というのが、私の個人的な推測なんですが・・・合ってるかどうかは全く保証の限りではありません(笑) (2005/03/18 01:07:41 PM)

Re:感覚的にはEUに近いと思え、だそうです(03/16)   ケビン大杉 さん
おちゃのこさいのさん
>ケビン大杉さん

> おっしゃるとおり、別の国と同じで、通貨が統一されているという意味でも、EUに近いか、と。ただ、外交等の権限が連邦に集中されている点でEUより若干統一性が高いのだと思いますが。

>>アメリカでは、憲法でさえ簡単に変えることが出来るんだから、六法全書なんかあっても、すぐに役に立たなくなってしまうんでは?

> 日本でも、ここのところ、去年の六法はもう役に立たないということの連続みたいで(ひどいとその年のうちに役に立たなくなったり・・・)。やっぱり日本のように制定法中心の国ではなく、判例法の国なので、制定法が重視されてないために、六法がないんじゃないかなぁ、というのが、私の個人的な推測なんですが・・・合ってるかどうかは全く保証の限りではありません(笑)
-----
日本の場合は、役人の通達で自分達に不都合が生じた時と、国会議員の点数稼ぎで訳のわからない法律を作る時しか、法律改正の必要がないらしいですが。アメリカは、利害関係が複雑だから、法律の見直しが必要なんでしょう。 (2005/03/19 12:10:28 AM)


© Rakuten Group, Inc.