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「十二滝」というのがありました。
水量はチョロチョロですが、落差の大きな滝がR168の真横にあります。 梅雨時だったら、豪快に落ちているでしょう。 R168走行中の車にもしぶきは掛かるね。 「道の駅ほんぐう」でトイレ休憩。 家内が、ご近所さんにお土産を2つ買いました。 初めてこんなに長く走ったR168は、大雨が降るとどこかで通行止めになる険しい山肌を縫っ て走り、至る所で道路改修・付け替え工事をやっていました。 がけ崩れ改修が間に合わず、鉄柱を打った上に敷かれた仮説道路上を走る所もありました。 枝道は、素敵な渓谷に吸い込まれていき、バイクで入ってみたい山道の宝庫でした。 R425に合流し、少し寄り道です。 R425を少し、さらにr735を少し走ると、目的のそれはありました。 「野猿(やえん)」 渓谷に渡したワイヤーにぶら下げられた木製の箱に乗って、同じく対岸に渡されたロープを手繰って対岸に移動します。 観光用ではなく現役です。 渓谷の上を宙ぶらりんになって渡るので、乗って記念写真だけと思っていたのですが、家内は動かしてみたいとのこと。僕がビビってるのを見透かしています。 だあ~れもいません。 定員は1人なので、家内だけが乗って渓谷に乗り出していきます。 僕はムービーオンして、ロープ移動を手助けします。 川の真ん中付近まで行って、「気持ちいいよ~」って叫んでいます。 ビビってる僕を乗せてみたくてしょうがなさそうです。 家内が帰ってきて、なんだか僕にも行けそうな気がして、交代して乗り出してみました。 1人乗りの狭い箱の中ですが、高いところの端にくるといつもやってくる、足がスースーするあの感じが来ませんでした。 「これ面白いかも?」 僕の本日の一押しです。 ワイヤーの現役吊り橋がありました。 ちょっと自信ついたので、渡ってみることにします。 家内はトコトコと行ってしまいますが、僕は中央付近までが限界で引き返しました。 向こうにいって折り返し後ろから追いついてきた家内が、「腰が引けてるよ~」「へっぴり腰になってるよ~」と笑っています。 「何とでも言え。こっちは真剣なんや~」 無事生還。 「次の本番に向けて、こんなところで全精力使い果たすことないからね」と、苦しい言い訳です。 再びR168に戻り北上を続けます。 標高1400mまで上るアップダウンとワインディングの道が続きます。 眼下遥か下に緑の水が満々と貯えられています。 雄大すぎる深い渓谷が僕をビビらせます。 この道を南下すると、渓谷側を走ることになり、かなり恐怖かも? そして次の目的地、「谷瀬の吊り橋」にやってきました。 ここ数年の高所恐怖症克服プログラムの目標地です。 写真を写しながら、「落ち着け」と自分に言い聞かせます。 野猿も吊り橋も真ん中に至らず、途中で引換しています。 でもここは何としても渡らなねば。 さっきの予行演習が無になってしまいます。 僕の高所恐怖症克服プロジェクトに、金字塔を打ち立てねば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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