今日も知り合いのレクレーション指導者が「お願いです、宴会やフェスティバルは、もう少し我慢してください。すぐに感染が増えそうですから」と、イベントの延期と中止を嘆いていた(^^;
私も同感でコロナで染めの講習会が相次いでキャンセルとなっていたが、少し落ち着いてきて、ようやく日にちが決まりだした。輪島産の漆廃材を使ったウルシ染めを広めるのは、きっと私に与えられた仕事なのだろうと、勝手に思うことにして(笑)講習会用の資料を作っている。
ウルシ染め液は、抽出にもタップリ時間をかけると良い
綿麻のストール、約50㎝×180㎝ (部分)
黄色:アルミ媒染 茶色:銅媒染 緑黒:鉄媒染
絞りは輪ゴム、綿糸、ビニールテープ、緑黒の星模様は割り箸で挟んである
抽出は4番液まで混合して染めに使う。先媒染+染め室温から加熱80℃以上30分(可能なら60分)これを交互に2工程、合計4工程行う。
植物液の色素を無駄にすることなく、最も濃く良い発色する方法を探したい。色々な媒染方法や染め方法はあるけれど、手間と時間を掛けて染めるのだから出来るだけシンプルに、抽出した色素を大事にしたい。
私も、ずいぶん染め時間や媒染剤の濃度を変えて染める方法を探してみたが。今のところ木綿や麻を水道水を使って黄色系統の色で美しく濃く染めるには、ウルシが一番良いと思っている・・・この先も、もっと良い染め方を、まだまだ探していく(^^)
ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。 | |