工房のギャラリーを、ようやくオープンすることが出来た。体験講習に来られた人や見学されるときに展示しては片づけていたが、これでいつでも同じように見てもらえることが出来る(^^
新聞に掲載されて多くの方々からメールや電話、お祝いに直接に出向いてくれる人など来られて、新聞の威力の大きさを改めて感じています。ありがとうございました!
北陸中日新聞 3月8日 朝刊
北國新聞 3月9日 朝刊
1990年ころ工房の周囲に育つ植物の染まり具合を試したことから、着物の染めの休みの日に草木染めの活動を始めた。当初は、化学染料を使って着物を染めることに比べると植物染料は手間が掛かり、染まりにくく、扱いの難しい染料だと思った。
能登で染めを仕事にする身としては土着の染色データを採り続けることにも意味があるかなと、続けるうちに長持ちする良い染めに出会った。抽出や染め方を工夫することによって耐摩擦や耐光堅牢度3級を越える染めもできるようになった。
京都の染色工房に勤めてから染色生活50年以上になったし、能登に戻ってきて工房を始めて40年が過ぎた。地域の皆さんと学んできた草木染め教室の活動も25年になった。たくさんの方々にお世話になって続けることができたことに感謝!70歳を過ぎて、かなり足腰も弱りボケが出て来たけど・・・あと10年ほど染めが出来ると良いかな(^^ゞ
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