3月6日午後から金沢へ行き、京都と徳島への染めと絞りの研修に出かけた。この地震の復興最中に能登を離れるのを悩んだが、能登にいて断水で染め仕事もできない2か月を過ごし、通水してからも毎日節水という町の放送を聞いてストレスを溜めるより、次に待っている仕事へ進むために出かけることにした。
この旅の目的は、一言でいうと《伝統の染めと新しい仕事》について考える時間だった。
3月7日(木)ホテル カンラ 京都 Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2024へ 小森優美さんからMORIWOORUと草木染めランジェリー、Liv:ra -への招待を戴いた。小森さんは3日までパリのPARIS FASHION WEEKデビューで草木染めの洋服を発表し、引き続き京都展示というハードなスケジュールをこなしていた。
小森優美さんのMORI WO ORU - 一枚の服作りからはじまる、生命の連環
右下が草木染めランジェリー、Liv:ra - 花の命を着る。
小森さんが当工房で初めて挑戦した《手縫い絞りの草木染め重ね》
ぜひ!小森優美さんのパリで発表した草木染め
同じ会場で、お世話になっているNPO丹波漆の展示もあって、
ウルシ染めの話も盛り上がった
挨拶を交わしウルシ染めと漆の仕事にも話が尽きないほどで、地震のお見舞いを頂いたりで恐縮した。他展示のウルシ関連の話も興味深く、そして若い染め人と染色の話も私の20代の京都時代の仕事を思い出して楽しかった(^^
時間の関係で主に染色と漆関係の展示を観て回ったが、《伝統の染めと新しい仕事》について考える良い機会になった。次回は《京都絞り工芸館》へ
ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。 | |