昨日も取り上げた話題ですが (*^_^*) 飯田橋ギンレイ
学生時代には○○名画座等といって、封切り館から降りて少し古く
なった映画や、物凄く古い映画を500円~ぐらいで2本立で見ら
れたんですよ(30年以上前の話です)
もっと安い時代も知っているんですが、みんな姿を消した中、名画
ファンの支えで今も生き続けているのが「飯田橋ギンレイ」です。
友人と行ったり、その時々の恋人だったり、時には淋しく一人で見
たり。
ここで、「嫌われ松子の一生」&「ヨコハマメリー」2本を1000円
で上映していたんです。
前日のブログでは、メリーさんはどうしているのかしら?
と思っていたんですが、もうこの世にはいない事がわかりました。
占領されていた頃の横浜で特異な風貌で娼婦として生きてきた老女
メリーさん。
悲しく、切ない映画というより、暖かさが胸いっぱいにひろがる日本
の戦後を描いたものでした。
涙はあふれるほど出ちゃうからね。
将校しか相手にしなかった高級娼婦
40歳をすぎても人からほどこしを受ける事もなく、生きていたのです。
そうはいっても、最後のほうでは口裂け女とかおばけのような不気味な
存在として、世間の話題になっていたらしい部分もあったんです。
戦後の横浜・戦後の日本を考えたり、見たりするキッカケになる映画で
もあると思います。
見たいと思っても上映している映画館は限られているので残念ではあり
ます。
再度メリーさんを取り上げてしまいました💦