|
カテゴリ:オートミール・調理器具について
海外映画の朝食の場面で、子供が白っぽいおかゆを食べてる姿を目にしたことがあるのではないでしょうか?あれがオートミールです。名前は知ってるけど、食べたことがないって人の方が多いかも知れないですね。
アメリカでは非常にポピュラーな朝食メニューで、ホテルのバイキングにも置かれていたりします。ヨーロッパでも広く食べられており、自分で好きに味付けして食べるのが一般的です。ミルクで煮たオートミールに蜂蜜をかけて食べるのが一番ポピュラーだと思います。 あったかくて、あまくて、優しい味のオートミールですが、上手に作らないとドロドロして味の無いネットリしたペーストになっちゃうんですよね。オートミールがますい。というイメージはこの辺りから来てるような気がします。 それを簡単に解消するのがスープジャーでの調理法で、失敗はほぼないと思います。 私はペースト系よりも粒の残ったもっちり系の食感が好きなので、ロールドオーツをメインに食べています。 オーツ麦=エンバク(カラス麦) なので、実はそれほどクセのある匂いや味はありません。 ということは、いくらでもアレンジできる!ってことです(^_^) カルシウムと鉄分が多く含まれているので、貧血改善も見込めるかもしれません。 栄養成分や歴史について詳しくはwiki参照→オートミールwiki 現在、大まかに分けて4種類のオートミールが販売されています。 ![]() 1)スティールカットオーツ「Still Cut Oats」 オーツ麦を煮えやすいようにカットしただけの製品です。鍋で火にかける調理時間が30分以上、スープジャーでは3時間程かかります。プチっとした食感が楽しいです。調理に少し時間がかかりますが、オーツ麦を最大限楽しみたい人には合うと思います。 ちなみに下記、全部このオーツを指します。 ・スティールカットオーツ ・スティルカットオーツ ・スチールカットオーツ ・カットオーツ ・アイリッシュオーツ ・挽き割りオーツ ![]() 2)ロールドオーツ「Rolled Oats」 オーツ麦をローラーで加熱圧縮したものです。既に火が通っているのでスティルカットよりも早くふやけるし、そのまま食べることもできます。もっちりした食感で、鍋で火にかける調理時間10分程、スープジャーでは1時間半くらいです。 ![]() 3)クイックオーツ「Quick Oats」 ロールドオーツを更に加熱調理し砕いて乾燥させたものです。味付けはされていません。そのまま食べても良いとは思いますが、結構小さく砕かれているので粉っぽいです。水分と混ぜてレンジで2分チンしたら美味しく食べることができます。ペースト系の食感です。 オールドファッションオーツもこれに当たります。 ![]() ![]() 4)インスタントオーツ「Instant Oats」 小分けの袋に一回分ずつ入っています。味付けされたもので、水分と混ぜてレンジで2分チンしたら食べることができます。アメリカではカップ入りのものも売っていて、熱湯を注いでふやかすだけでお手軽に食べることができます。カップ麺みたいなイメージですね。 私が好きなのはロールドオーツとスティールカットオーツ。 特にスープジャーで調理するとき、程よく粒が残るのが良いです! ブランドや種類によって、食感がかなり違うので、オートミールが楽しくなってきたら、いろんなものを試してみると、より素敵なオートミールライフになると思います! ちなみに私のメインは、アリサンの有機オートミール 。アメリカ産のロールドオーツで、500gで500円です。ジャーに入れて3時間放置しても、粒の形が崩れず、もっちりした食感になるのが好みです。 激安ではありませんが、品質が安定しているのと小さいパッケージが好きなので、今はこれを食べています。オーツ殻の混入も殆どありません。 ![]() 他社のオートミールについては以下の通り。 全部私が食べたことのあるものですが、感想はあくまで主観なので参考程度に読んでいただければと思います。 <日食>ロールドオーツ ランチ用にジャーで調理するとオーツ粒の形が崩れるほど柔らかくなってしまったので、今は買ってません。ふやけやすいので電子レンジでの調理や、すぐに食べたい時に日食の製品は向いていると思います。350gで700円くらいなので高級品。 ![]() <アララ>ロールドオーツ こちらのジャンボオーツもメジャーな商品ですが、結構オーツ麦の殻が入っていて、それに当たると悲しくなるので買わなくなりました。初めて殻に当たったときには虫食べちゃった?!ってびっくりしたのがいい思い出です(笑)800gで800円なので、私が好きなアリサンと同じくらいの価格です。 ちょっとだけ麦独特の香りがする気がします。 ![]() <クエーカー>クイックオーツ 最も有名なこちらのオーツは、私には柔らかすぎるのと、大容量過ぎてあまり好きではありません。1番小さい容量のものは1200gで1200円くらいかな。 私は4.5kgで2000円の時に安さに負けて買っちゃいましたが、多過ぎるストック食材にストレスを感じてしまったのでもう買わないと思います(=_=) 最終的には加水せずミューズリーにして食べ切りましたが、その時の達成感は忘れられません(笑) ただ、大容量で買えばコスパは間違いなしのナンバーワン!柔らかいオーツが好きな人、毎日たくさん食べる人には良いと思います。 ![]() <ボブスレッドミル>ロールドオーツ アメリカではクエーカーと並ぶ有名なメーカです。最近やっと日本でも手に入るようになってきました。麦の香りが強くて、麦食べてるぞー!!って気分になります(^_^) しっかりした粒が美味しくて、アメリカ滞在時はこれを食べてます。旅行中でも、オートミールはやめられません!ただし、麦の香りが苦手な人にはあまりオススメできません。 ![]() <エルサンクジャポン>ロールドオーツ フランス産で粒が小さめの商品です。かなり柔らかくなるので、私の好みじゃなかったです。1袋の量が250gと少なめなので、たまにちょこっとだけ食べたい人には良いと思います。価格は400円前後かな。割高だけど沢山買ってしまって食べきれない、どうしよう!っていうストレスは無いですね。 ![]() <ダンディパックス>ロールドオーツ 業務スーパーでしか見たことのない1kg400円くらいの激安品。カナダのメーカーのようです。味は良かったのですが、殻が。。。でもアララ程ではありませんでした。緊急時にはこれでもいいかも。 色々紹介しましたが本当に好みの問題なので、一袋食べ終わったら別のメーカーのものを試して、違いを発見するのも楽しいと思います。 2019年2月27日:追記 ボブスレッドミルのスティルカットオーツと、アリサンのロールドオーツの比較 ![]() 私はオートミールをキャンドゥのウォーターボトルに移して使っています。 中身が一目瞭然だし、毎回袋を開け閉めするよりも使い勝手がいいです。 朝の忙しい時にいちいち秤を出すのは面倒なので、キャップ1杯の量を把握しておくととても便利ですよ(^_^) 黒いキャップ:スティルカット=キャップ1杯で30g (スープジャーでの調理3時間以上放置) 青いキャップ:ロールドオーツ=キャップ1杯で15g (スープジャーでの調理1.5時間以上放置) スティルカットオーツは、オーツ麦を切っただけの生の物なのでロールドオーツより長めに調理時間を取ります。加熱加圧加工をしていないので、ギュっと詰まった感じ。 スティルカット=乾燥とうもろこし粒 ロールドオーツ=コーンフレーク みたいなイメージですかね。 スティルカットオーツは3時間程スープジャーに入れておけば丁度良いプチプチ感になります。 ロールドオーツはモチモチなので、気分によって使い分けるのも楽しいですね(^_^) 食感は調理時間によって変わるので、自分の好きな硬さになるよう実験してみるのが一番良いと思います! 2019年6月21日:追記 アリサン有機オートミールとBob's Red Mill ロールドオーツ 比較写真 ![]() 同じ「ロールドオーツ」ですが、粒の大きさが全然違います。もちろん、食感も食べ応えも違うので、いろんなメーカーのものを試してみると面白いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月21日 00時23分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[オートミール・調理器具について] カテゴリの最新記事
|