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「頑張って下さい」は、まだ早い。今は、「頑張ります」の時。 震災後、我が家の情報源は、 ![]() (画像は2007年1月の日記から引っ張りました) この、小さいアナログテレビにしています。 消費電力が小さいかな?って思って・・・。 最近は震災関連の報道時間も減り始め、観る時間も短くなってきましたが。 ニュースや情報番組で、視聴者からの励ましのFAXを募集しています。 被災地から届く被災者のリアルタイムの悲鳴は、 支援物資の流通に直接関わる場合かもしれないので、必要だと思います。 でも・・・励ましFAXは、募集時期が早いような気もしています。 自分がすごく頑張っているときに「頑張れ」と言われると、 自分の体や心が一瞬、固く縮こまってしまうような気持ちになる私。 なんとか、離れた場所でも支援したい、力を尽くしたいという思い。 たくさんの方が持っておられることでしょう。 物資の寄贈や、募金だけでは満たされないその思いを、言葉でも届けたい。 特にお子さんは素直だから、マスコミが募集をすれば 「頑張って」とまっすぐに書いてしまうのではないでしょうか。 でも、今。まだ十分に食べ物がなく、暖房も控えめで、入浴もままならない。 そういう時期に、そうではない環境にいる人から届く「頑張れ」は、 少し過酷な言葉のように感じるのです。 私自身は現在後者の環境におり、被災をしているわけではありません。 だから、被災者の方は同じように感じておられるわけではないかもしれない。 「頑張って」を励みに、避難所で耐えておられるかもしれない。 あくまで、私個人の感じ方なんですけれど。 今は「頑張って」ではなく、「頑張ります」の時期ではないかと。 そんな風に思うのです。 頑張るのは、被災された方ではなく、私たちなのではないかと。 マスコミが避難されている方を取り上げる時間は、日に日に減っている。 でも私たちは被災された方をずっと思い続け、暮らしています。 「短い期間の募金や節電でなく、長くこの先も支援の形を探り続けます」 そういうメッセージを、被災された方に届けて欲しい・・・。 温かいそして強い思いを込めた言葉が、思いがけず誰かを傷つける。 そういうことが無いようにするには、どんな配慮が必要か。 マスコミは、そういう知恵も合わせて放送して下さるよう、願います。 *** ブログを書く上で、心がけてきたことがあります。 なるべく、政治や宗教の話題は避けるということ。 でも今回は、少しだけその話題に(前者に)触れたいと思います。 ニュースや新聞で驚いた記事の1つに、 「信頼感というものを醸成していかなければ」 という自民党谷垣総裁の言葉があります。 菅総理から入閣を打診された際の断りの言葉の中に出てきます。 (詳しくは谷垣日記でお読み下さい) こんな大きな災害が起こったときに協力できないで、 いつ「醸成」の成果を期待できるんだろう??? 読売新聞3月18日の編集手帳(編集長のコラム)で 「人材が足りなければ野党からも借りて、態勢を立て直すとき」とある。 個人的には、全く同感で・・・。 そしてこれが今、国民の声の全てなんじゃないかと思う。 今は「どの党が」なんて目で、見てはいない。 「私たちが選挙で選出した政治家ひとりひとりが、 被災者のためにどんな活動をしているのか」 そういう目で、見ている・・・はず。 そもそも、戦後の原子力発電開発において、 自民党だって責任を担うべきところもあるはず。 どうか、国民を失望させず。外からでなく、内側から。 積極的に被災地支援・復興に向けて力を発揮して欲しいと願っています。 ・・・ってことで、我が選挙区選出の国会議員の動きをチェックしています。 あと、政党のHPにも今回の震災に対する動きがUPされています。 いくつか、リンクを貼っておきます。 ●首相官邸災害対策ページ ●震災復興・自民党の取り組み ●社民党オフィシャルウェブ ●共産党・東日本大震災情報ページ ●みんなの党・東北地方太平洋沖地震に関する取り組み ●新党改革 ●新党大地 ●たちあがれ日本・東日本巨大地震について ●国民新党 衆議院議員、参議院議員を問わず。 せっかく選挙で選ばれた、国を動かす力を持つ国会議員の皆さん。 どうか、国民のために、今こそその力を発揮して下さい。 願わくば、外から色々意見を述べるのではなく、 中に入って責任のある立場で頑張って頂きたい・・・。 著作権があるのかもしれないけれど、編集手帳を繰り返して書きます。 「人材が足りなければ野党からも借りて、態勢を立て直すとき」 今が、そのとき、です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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