テーマ:好きなクラシック(2283)
カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2013年5月2日(木)18:30開演 入場料:¥5,000 D席5階L2列 【主催】(財)東京二期会 二期会創立60周年記念公演 東京二期会オペラ劇場 ヴェルディ作曲 歌劇「マクベス」 (全4幕/イタリア語上演字幕付き) 会場:東京文化会館 大ホール 指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ 合唱:二期会合唱団 管弦楽:東京交響楽団 演出:ペーター・コンヴィチュニー 装置:ヨルク・コスドルフ 衣裳:ミヒャエラ・マイヤー=ミヒナイ 照明:喜多村 貴 演出補:ハイデ・シュトック 合唱指揮:佐藤 宏 演出助手:太田麻衣子 舞台監督:幸泉浩司 公演監督:多田羅迪夫 出演: マクベス:今井俊輔 マクベス夫人:石上朋美 マクダフ:松村英行 バンコー:斉木健詞 マルコム:新海康仁 マクベス夫人の侍女:森田雅美 医者:小田川哲也 ダンカン:加賀清孝 感 想: 今年はヴェルディ生誕200年のためオペラ公演が多いが、日本で上演機会が少ない「マクベス」の公演があるとのことで5月GWの夕方に上野まで出掛けた。 客席は7~8割程度の入で、GW中とはいえ平日夜としては多い方でしょう。 時間となり客席暗転、指揮者登場で、前奏曲が始まる。指揮者はボリショイ劇場の音楽監督も務め、他劇場でもオペラ指揮は多く、全体的にメリハリの有るキビキビした演奏の印象。 今回演出はライプツィヒ歌劇場2011年公演を持ってきたもので、時代設定は一応現代(60年代位か)であり、魔女の家には冷蔵庫や掃除機の家電製品、王家の兵隊はベレー帽の軍隊服装になっている。 各場面で魔女たちが民衆や貴族になったり、影となって登場し、その予言通りに物語を進ませる。最後のマグダフ軍の勝利の合唱は、魔女たちの家を登場させ、そのテーブル上のラジオから聞こえて来るとの設定で、理解しやすい。 (主人公が殺された後にそのまま舞台上で大合唱される方が違和感が残る) カーテンコールでは演出家に「ブー」が客席から沢山飛んでいたが、魔女=運命、欲望と解りやすい内容になっており、ブーイングする程とは思えないのだが。(日本には時代設定変更や読み替えると途端に文句を言う輩が多い) 歌手はタイトルロール、その夫人初め皆さんよく歌えていた。魔女たちの合唱も一人ひとりまで演技が付けられており、演出の完成度の高さを感じた。 明日からはLFJ2013が始まり、GWはクラシック音楽に浸れそうだ。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.11 10:49:31
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