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カテゴリ:水彩画紀行
秋になると水が澄んできて 紅葉を映す水面は美しい。 季語「水の秋」はそんな景を思わせる言葉 「水の秋」にちなんで俳句と画像を編集しました。 「木の葉落ち 魚影かすかな 水の秋」 「丸沼湖畔の秋」 ![]() 「映したる 秋天高し 水の底」 「軽井沢にて」 ![]() 熱いはずなのに触ると冷たいのは貴方の心と 言ってそうなのは、美しいアポリネールの詩片、 「冷たい水の中の小さな太陽」。 水溜りを見るといつも思い出す言葉。 水溜りに映った日のきらめきは 木の間の残照のようにいつも淋しい。 「風薫る 風にさびしさあるゆえに 形状記憶の 翳りある午後」 「中軽井沢にて」 ![]() 夏の間、遊び疲れてほおっておいた事を 秋になると片付けなければならないが、 夏の喧騒が去った湖に似て、けだるく どこかおっくうで、ぼんやりする時が多い。 「我もまた 棹無き舟か 水の秋」 水彩画 「野尻湖」 ![]() 秋雨と言って夏からの変わり目には長い雨が続く。 「ベランダに雨滴踊れる水の秋」 やがてすっきりと晴れると、はや深い秋の気配。 「朝寝して まぶたに優し 秋の水」 「中軽井沢にて」 ![]() 「 情念は 夜更けの沢音秋の川 ひらひら揺れて 汝れは散りゆく」 昔、かみさんは息子を連れて剣道の遠征試合。 私は残った幼い娘を連れて岡山の酒津公園へ。 日向ぼっこしてこの「水の秋」を描いた。 描く間、娘はほったらかし。しかしこの娘は 「早く帰ろう」とか、ぐずることがなかった。 時々、やってきて絵を覗き込んでにこっと笑って また、土手の方へ飛んでいって帰ってこなかった。 この絵を見るといつも思い出すのは、 娘の笑顔と幸せな秋の日の匂い。 油絵 「水の秋」 ![]() 「デザイン・アート部門」の ![]() ポチッして応援してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なんだか画面に吸い込まれそうな美しさと
何となく感じるもの悲しさ 秋は人の心を昔に誘う感じがします 一人旅若いときは平気でできましたが、年々 傍で一緒に感動分かちあえる人が欲しく なっています (2006/11/21 06:07:50 PM)
素晴らしい秋景色と湖面、まるで”On the Golden Pond”の世界ですね!
(2006/11/21 09:05:44 PM)
俳句の季語に、秋澄めば水も澄む 「水の秋」と言う美しい言葉があります。 この季語で俳句を作っているうちに、 それにあう写真と絵を添えてみたくなりました。 みなさんに気に入ってくださって幸いです。 独り身にはさびしいけど、好きな季節です。 「澄む秋の 星に音色の あるごとし」 (2006/11/21 09:49:28 PM)
冬への架け橋のような光景は素晴らしいですね。
(2006/11/21 10:10:06 PM)
「軽井沢にて」・・写真と絵画の境界線にあるような図ですネ。水面にはたしかに歌があり、反射させつつ、自らも流れる という詩情があり、すてきなテーマです。
(2006/11/21 10:22:08 PM)
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