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テーマ:旅の写真(3459)
カテゴリ:水彩画紀行
魚満載の釣り舟の のどかに波を光らせて、 冬日の中を帰り来る。 港埠頭の生鮮市場、 真っ赤に美麗な金目鯛、 炭火とろとろ、脂とろとろ 遠火で焼けば美味かろう。 帰りに買わんと楽しみに。 浜辺を歩けば、老婆いて 鯵に鰯に秋刀魚にマグロ、 天日に干したる焼きいたり。 磯の浜風、のどけくて、 炭火に焼ける鰯の匂い、 おもわず立ち寄り賞味する。 噂の店は、「くろば亭」 行列並ぶ、美味の店? 特上まぐろの刺身あり。 三千七百五十円。 一切れあたりいくらかと、 計算せずに食べるべし。 城ヶ島なるバス停の 土産の店に立ち寄りて、 冷酒を頼めば、地の人の、 一升瓶をなみなみと、 今日は奢りと銭取らず。 のどかな港に住む人の 優しい情に接したり。 地元の人のお勧めの、 三崎港の小料理屋、 美味なる煮つけ金目鯛、 店の屋号は「庄和丸」 品良い店に酔いければ、 いつしか日暮るる冬の宵。 すだちの香り、磯の香に ほろ酔い気分の水割りに しあわせ満ちる旅の空。 心残りは、ただひとつ、 磯の潮の香、露天風呂、 浜は日暮れて夕まぐれ、 麦酒に酔いて立ち寄れば、 市場は既に閉まりけり、 まぶたに残る金目鯛、 次回行く日を待ちわびる! デザイン・アート部門のプログランキング参加中。 クリックしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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