テーマ:鉄道雑談(1511)
カテゴリ:バス・鉄道
7月7日、1年に1度の七夕に、大阪府某所でおりひめとひこぼしが出会う瞬間を見物できると聞き、定時に仕事を終えた私は、その足で、噂の場所へと向かった。
駅のホームには短冊が飾られ、浴衣姿の子供たちも大勢いる。 短冊の後ろにいた車両の頭にも、「七夕伝説」のヘッドマークがついている。 おりひめとひこぼしは、午後7時7分を中心とした5分程度の逢瀬を楽しむらしい。 私がその逢瀬の現場に着いた時は、まだその瞬間まで1時間程度の余裕があった。 次第に人が増えてきた。 逢瀬の現場とされた駅のホームには、人が溢れている。普段のこの駅からは想像もつかない多人数だ。 彼らも、おりひめとひこぼしの、年に1度の逢瀬を楽しみにやってきた人たちなのだ。 そして、彼らのカメラが狙う先には…。 入線してきたのは、京阪特急カラーの塗装を施された1編成の列車。かつて、京阪特急として走り、今では交野線・宇治線を中心に走る1900系だ。 普段は行き先と種別を表示している場所に、京阪特急の誇りと証しの鳩マークが取り付けられた。 そして、運転席下に取り付けられる、「おりひめ」ヘッドマーク。普段は平日の朝しか走らない、交野線直通K特急「おりひめ」、年に1度の臨時「おりひめ」だ。 これで、枚方市から天野川を越えて私市へやって来る準急「ひこぼし」を待つおりひめ嬢がここに現れたのだ。 おりひめの到着から待つことしばし。 準急「ひこぼし」がやって来た。普段は夕方しか走らないため、会うことのない「おりひめ」と「ひこぼし」が、七夕の夕刻、私市駅で並んだ。 しかし、久々の逢瀬も束の間、ひこぼしが先に去って行く。 再び相見えるのは1年後か、それとも……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.08 02:50:14
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