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カテゴリ:模型
3Dプリントのキットの九六式装甲作業機戊型(架橋戦車)を組んだ際に
九六式装甲作業機戊型(架橋戦車) 完成 仮設橋の射出方法については、先月23日の日記 九六式装甲作業機戊型(架橋戦車)の仮設橋の射出方法について で書いたとおり、謎が残っていました。 折々に関係資料を探していたところ、グランドパワーの2011年8月号に詳しい記事が載ってそうだということが判ったので、通販で、新本価格と同じ価格のものを購入することができました。 届いた本を見たら、かなり充実した写真と図面が載っていました。 平成17年発刊の「世界の傑作機別冊 日本の戦車と軍用車両」の九六式装甲作業機と九七式中戦車の車体を使用した「超壕機T(G機)」関する解説から、いろいろ推測していましたが、このグランドパワー2011年8月号の写真で、射出に際してのワイヤーの取り回し方法が判明しました。 車体後部の動程の短い火薬式カタパルトに繋がったアームが後ろ向きに急速に動いて、結ばれたワイヤーを後ろに引っ張り、そのワイヤーは車体上面中央にある滑車を介して、車体上の仮設橋後部の桁を前方に引っ張るという構造です、 射出の際には、車体前方に設置された鋤を降ろして反動で車体が動かないようにしている様になっています。 射出した仮設橋は、車体内部にあるウインチからのワイヤーで車体後部の滑車を介して引っ張って車体に載せ直すようになっていました。 仮設橋の桁と射出用ワイヤーの接合部の詳細までは判りませんが、桁の中央に返しのないフック状の金具が付いていて、そこにワイヤーのアイを引っ掛けるようになっていると思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 14, 2024 05:09:45 AM
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