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テーマ:普通の日記(11650)
カテゴリ:ニュース
障害者支援施設で契約解除 県の知的障害者福祉協会 「職員派遣できる施設ない」 高松市の依頼に回答 高松市にある知的障害者の入所施設が 職員の大量退職を理由に 利用者9人の契約を解除した問題です。 市は、香川県知的障害者福祉協会に 施設への職員派遣を依頼しましたが、 「職員を派遣できる施設はない」 と回答があったことが分かりました。 高松市三谷町にある 知的障害者の入所施設「ウインドヒル」は、 2023年9月までは 自閉症と診断された重度の知的障害者を中心に 47人が利用していましたが、 2023年の6月から7月にかけて 職員全体の約3割に当たる11人が退職。 施設は 「利用者の安全を確保できない」 として定員を36人に変更し、 2023年9月、 利用者9人を指名して契約を解除しました。 契約を解除された利用者と保護者は 利用の継続と補償を求めて 高松地裁に「仮処分」を申し立てましたが、 24年3月27日、却下されました。 高松地裁は、決定の中で 「一日も早く、責務を有する福祉行政において、 迅速な対応が図られることを切に願う」 としました。 これを受けて、 運営法人を指導監督する高松市の大西秀人市長は、 香川県知的障害者福祉協会に対し、 4月4日、 施設への職員の派遣を依頼したと明らかにしました。 しかし、11日に、協会から 「他の施設の職員に余裕がなく、 職員を派遣できる施設はなかった」 と回答があったということです。 高松市障がい福祉課は 「県内の介護人材が不足している というのを改めて認識した。 今は、新規開設を予定しているグループホームに 契約解除された利用者が 受け入れてもらえるよう働きかけている。 保護者に対しては、引き続き情報提供に努める」 とコメントしています。 [KSB] 裁判所に仮処分を申し立てた利用者の保護者ら 高松地裁 2024年2月 市長を始め、市の福祉課さえ 県内の介護人材不足を認識できていなかったとは、 何ともお粗末ですね。☄ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年05月14日 20時30分49秒
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