|
テーマ:普通の日記(11620)
カテゴリ:ニュース
「親が諦めないで」 自閉症児の子育て体験、一冊に 公認心理師の今川さん 「ことばが遅い自閉症児のおうち療育」 と題する書籍を 公認心理師の今川ホルンさん(40)が出版した。 10日、川崎日航ホテル(川崎市川崎区)で 出版記念イベントが開催され、 今川さんが著作に込めた思いを語った。 障害のある子どもとの接し方について、 今川さんの実体験を基に綴(つづ)られている。 今川さんの長女は、3歳の時に自閉症、 4歳の時に知的障害と診断された。 長女は、他の子と比べなかなか言葉が出ず、 かんしゃくを起こすことから子育てに悩み、苦しんだ。 「娘は障害者だから仕方ない」 と考え、何事も諦めてしまうことさえあった。 小学生になった長女は、毎朝登校し、 その後に今川さんが出勤の準備を始める。 登校の準備に時間がかかる長女に、 「あんたがぐずると私も遅くなって迷惑。早くして」 といら立ちをぶつけることが増えていったという。 「~しなければならない」 という考えで頭がいっぱいで周囲からは 「笑わないお母さん」 と印象付けられるほどだった。 長女が小学2年生の時に、 新型コロナウイルス感染症の影響で一斉休校になった。 今川さんもこのころ第3子の出産で育児休暇を取り、 親子が一緒にいる時間が増えた。 時間にゆとりができ、 長女の話に耳を傾ける余裕が生まれた。 登校をせかす必要もなくなり、 いら立つことも少なくなった。 徐々に互いに会話ができるようになると、 少しずつ長女の行動が変化していった。 自ら食事のために椅子に座ったり、 先生の名前を呼べるようになったりし始めた。 今川さんは、長女の良いところを見つけては、 肯定的に捉え、話しかけるように心がけた。 「自閉症は障害ではない。脳の多様性だ」 と考え、今でも変わりなくそう思っている。 [カナロコ] 脳を育てれば会話力がみるみる伸びる! ことばが遅い自閉症児のおうち療育 [ 今川ホルン ] 親が変われば、子どもも変わりますね。 障がい名はただ医学的な区分に過ぎず、 余裕を持って我が子と向き合うことなんでしょうね。☄ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年05月24日 09時14分49秒
コメント(0) | コメントを書く |