「ぽこ」と呼ばニャいで！

栗を食べながら乍浦路に来ました。


子猫が排水溝を覗き込んでいます♪


その後ろに建つのは、本圀寺。1922年築。
日蓮宗の寺院です。今はただの民家の様子。


2軒隣は西本願寺別院。1931年、日本人建築家によって建立。
アーチやレリーフが築地の本願寺っぽいデザイン。

お寺が必要なくらい、戦中は日本人が多かったのですね。
こちらは公共の施設になっているようで、門番もいたので潜入は断念。


先ほどのネコさんはまだ排水溝を見張ってます。
ネズミでもいるのでしょうか。


恩徳堂、1881年築。昔は教会でした。


円筒形の出隅が面白い建物。


四川北路と海寧路の交差点にあるのは、元の東和ホテル。


大通りの横丁を除くと、やはり石庫門造りのアパートが。
いい味出してくれてます♪


7月に訪れたピアスアパートまで来ました。
今回は中に入ってみたいと思います。

暗証番号を打ち込むテンキー式の鍵が付いてましたが、誰も使っていません。
シリンダーを出した状態のまま。きっと故障してそのまま放置されているのでしょう


中はこんな感じ。うーん、一歩間違うと貧民窟と化しそうだな。


アパートを出て東に進んだこの辺りに、トルコ風呂があったのですが
この状態ではどこだかわかりません。


エントランスのアーチ跡がソレっぽいけど
ここは江星旅館跡です。

竹で組んだ足場がしなりにしなってます。


つきあたりの壁には「拆」の文字。取壊し決定の印です。
素朴な暮らしの風景も間もなく姿を消してしまいます。