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テーマ:今日聴いた音楽(73707)
カテゴリ:邦楽
ポラリスは2001年にミニ・アルパム「Polaris」でテビュー。 そして2003年に発表されたこの「深呼吸」は彼らの1stシングルであり、コーラスにはクラムボンの原田郁子が参加。2004年発表の2ndアルバム「Family」(写真)に収録。 寂寥感を感じさせる歌詞、懐かしさとあたたかさを持ったメロディが心に沁みる名曲で、ゆったりした演奏と、曲全体を包む優しさと寂しさが何とも切ない。 オオヤ・ユウスケのボーカルは、佐藤伸治ほどの個性やカリスマ性はないものの、その分親しみやすさと柔らかさがある。 柏原の弾くベースはしなやかで、ピアノの音色と原田郁子のコーラスも何とも美しい。 フィッシュマンズの精神を受け継ぐものでありながら、それとはまた違った感動と幸福を与えてくれるポップスがここにある。 ポラリスはその後ドラマーの交代を経て、2006年10月にはニューアルバム「空間」をリリースする予定。 また、オオヤ・ユウスケは2005年にはハナレグミの永積タカシや、前述の原田郁子と一緒にohana(オハナ)という別ユニットを結成し、アルバム「オハナ百景」を発表している。 フィシュマンズの後継者と言えるボノボの台頭、フィッシュマンズの映画「Long Season Revue」の公開、そして今年のフジロック・フェスティバルでのフィッシュマンズ再編成など、佐藤伸治がこの世に残したものは今も脈々と受け継がれている。 さみしくなる うれしくなる かなしくなる たのしくなる 生きるほどに僕はゆらり 晴れのち曇り ときどき雨 こんな時は 深呼吸して 愛を歌い 出会いましょう ポム・スフレのホームページでは、ポラリスのアルバムについて取り上げています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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