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ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

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2007.10.18
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テーマ:洋楽(3317)
カテゴリ:70年代洋楽
70年代ブリティッシュ・ポップ・グループであるジグゾーが残した、不滅の一曲である。
車のCM曲として、某野球選手のテーマ曲として、現在も様々な形で聴き継がれるスタンダードナンバーだが、この曲を聴くと未だにミル・マスカラスの顔が浮かんでくるという人も多いだろう。などと言うワタシは、どーせ昭和人間。プップクプー熱帯魚

この曲のリリースは'75年。今でいうインディーズに近い弱小レコード会社から発表されたものらしく、当初は数百枚しかプレスされなかったという。
日本には、香港・オーストラリア合作のカンフー・アクション映画の主題歌として初めて上陸したらしいが、その後、プロレスラーのミル・マスカラスの入場テーマ曲として一気に名を上げ、当時の洋楽としては異例のヒットを記録(最高2位)した。
アメリカでも'75年の暮れに最高3位、本国イギリスでも最高9位のヒットを記録。まごう事なき、グループの代表曲となった。

この曲はクライブ・スコット(Key)とデス・ダイヤー(Vo&Dr)の共作で、当時音楽界に押し寄せていたディスコ・サウンドを取り入れた作りとなっている。
が、その本質はポール・マッカートニーを思わせるデス・ダイヤーの歌声と類まれなメロディ・センスであり、結果、この曲も「ディスコ版マッカートニー」と言える仕上がりとなった。

おなじみの、シリアスかつ扇情的なイントロでツカミはばっちり。
続いて飛び出す、美しいマイナー調のAメロ。静かに盛り上がっていくBメロ。
そして、明るく転調するサビでの解放感がなんとも気持ちいい。飛翔感に満ちたストリングスの音色と力強いワウワウも相俟って、聴いていると天高く昇っていくような高揚感を覚える。
メロディ、サウンド、構成、どれをとっても完璧。多少のベタさも含めて、親しみやすさとスケール感を併せ持った、珠玉の一曲と言える。
ちなみに、この翌年に発表されたチューリップの名曲「風のメロディ」は、この曲を下敷きとしている。両グループともマッカートニー・フォロワーだと思うと微笑ましいなあスマイル

ジグゾーといえば、世間的に知られているのはこの曲だけ。
「ザ・一発屋」の称号を与えられている典型的なグループだが、クライブ・スコットとデス・ダイヤーのコンビは、この他にもマッカートニーばりの名曲を数多く残しており、その筋のファンならベスト盤くらいは持っておきたいところ。
特に、ボー・ドナルドソン&ヘイウッズのカバーで全米15位を記録('75年)した「Who Do You Think You Are」は必聴の名曲だ。
ちなみに、彼らの'77年のシングル「If I Have To Go Away」は、日本の職業作曲家、林哲司の作品である。

なお、この曲には2バージョンあり、その両方とも現在、紙ジャケで再発されている同名アルバム(上写真)で聴く事ができる。
'94年には、ニュートンなるバンドのカバーバージョンがヒットを記録。
他にも、セイント・エティエンヌ、我が国ではビート・クルセイダーズがこの曲をカバーしている。

「Sky High」を聴くにはここをクリック!





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Last updated  2007.10.18 22:22:56
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