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ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

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2008.08.19
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テーマ:洋楽(3286)
カテゴリ:70年代洋楽
フォー・シーズンズといったら、誰もが思い浮かべるのが「Sherry」('62年、全米1位)だろう。
「しぇ~ぇり~♪」というフランキー・ヴァリの裏声ヴォーカルは、確かに強烈なインパクトがある。
そんな所もふくめて、「フォー・シーンズ=60年代アメリカン・ポップスの偉大なグループ」というイメージを持つ人が多いのではないだろうか。
実際、60年代中盤までの彼らは、ビーチボーイズと人気を二分する存在だった。
「Sherry」のほか、「Walk Like A Man」、「Dawn」、「Rag Doll」、「Let's Hang On」など、代表作とされる曲が集中しているのもこの時期だ。
ベイ・シティ・ローラーズのカバーで知られる名曲「Bye Bye Baby」も、'65年に発表されたフォー・シーズンズのバージョンがオリジナルだ。

しかし、自分がいちばん好きなフォー・シーズンズの曲は、70年代の作品である「Who Loves You」だ。
'75年発表。邦題、『愛はまぼろし』。
作者は、グループの元メンバーにして、ヒット曲のほとんどを書いてきたボブ・ゴーディオと、のちの愛妻となるジュディー・パーカーである。

60年代に数々のヒット曲を出したフォー・シーズンズだったが、'68年リリースの「Will You Still Love Me Tomorrow」(全米24位)を最後に、グループはチャートのTOP40から姿を消す。
それまでのレーベルだったフィリップを離れ、'72年にはモータウンからアルバム『Chameleon』を出すものの、これもうまくいかなかった。
そして75年、フランキー・ヴァリのソロ・ヒットを経て、グループは新しいレコード会社、ワーナーと契約する。
だがその時には、ヴァリ以外のメンバーは入れかわっており、「Sherry」のヒットを出したあのフォー・シーズンズとはまったく別のグループになっていた。

「Who Loves You」は、同名アルバムからの最初のシングルである。
当時の流行であるディスコ・サウンドを取り入れたこの曲は、'75年11月に全米3位を記録。
新生フォー・シーズンズの存在を印象づけると共に、グループ最大のヒット曲である「December, 1963 (Oh, What a Night」('76年、全米1位)の予告編にもなった。

ハイハットとシンバルを使ったリズミカルな出だし。
そこにファルセット・コーラスによる美しいメロディ、切ないストリングスとグルーヴィーなベースが重なり、聴き手の耳を引く。

続いてフランキー・ヴァリのリード・ヴォーカルも登場。
ここでの彼の歌声は、力強いバリトン・ボイスだ。
曲は、ハードなテンションを保ちつつも、ダンサブルで高揚感にあふれた展開を聴かせる。
ヴォーカルとコーラスの絶妙なかけ合い。タイトでファンキーなドラム。
シンセ・ベースの音はなかなかにヘヴィだ。

中盤では、いったんブレイクして複雑に織り重なったハーモニーが出てくるなど、アレンジ面でも考えられている。
素直にカッコいい曲だと思う。今の耳で聴いてもだ。
流行を意識しつつも、しっかりと作りこまれた楽曲と演奏は"プロの仕事"を感じさせる。
この新生フォー・シーズンズも非常に質の高いグループだっただけに、人気が長続きしなかったのは残念だった('77年以降これといったヒットは出ていない)。

フォー・シーズンズの音楽は、ホワイト・ドゥーワップだけでなく、ソフト・ロック、モータウン風、ディスコなどさまざまな側面があり、そのどれもが魅力的だ。
ヴァリの個性的な歌、明快なメロディ、そして常に時代を見据えた上でエンターテイメントなサウンドを作りあげる姿勢には頭がさがる。
その影響はビリー・ジョエルや山下達郎のような大物にも見てとれる。
このグループには、有名曲以外にも素晴らしい歌がたくさんあるので、興味のある方はどうぞ猫
個人的なおすすめアルバムは『Rag Doll』、『New Gold Hits』、『Who Loves You』あたりか。
'84年に出されたビーチ・ボーイズとの共演盤が聴きたいよ~ぅ(泣号泣


つーコトで「Who Loves You」を聴くにはここをクリックだ。
オイラは恋のハリキリ・ボーイ!\(´ー`)ノ





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Last updated  2008.08.19 04:08:55
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