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イタリアで食べたい

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Jun 22, 2005
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カテゴリ:料理
今日は、ほぼ15分おきにストレッチをしてました。
夜はスポーツクラブにも行って、そこでも、おしゃべりしながらだらだらとストレッチ。
お風呂に入った後もストレッチ。
そのせいか、やたら元気が出て、夜中の11時半に、スーパーまで明日のおかずの買い物に行ってきました。
あ~、アルコール抜きって、こういう生活なのねー。
いまさらながら、さわやかさを実感してます。
...

さあて、バリバリやる気が出てきました。
今日のお題は、ビーゴリで~す。

ビーゴリは、ヴェネト地方とマントヴァの伝統的なパスタです。
スパゲッティを作る機械が発明される以前、ヴェネトやマントヴァでは、ビゴラーロという道具を使ってスパゲッティのような麺を作っていたそうです。
この道具は、17世紀に、パドヴァのパスタ屋が発明したという説がありますが、例によって、全然、定かではありません。
そして、ビゴラーロからできるパスタが、ビーゴリです。

ビーゴリ作り←わかりにくいけど、これが昔ながらのビゴラーロ

今は家庭用に、もっと手頃なもの(たとえばこちら)が売られています。
イタリアでは、圧搾機のことをトルキオと呼ぶので、この道具も、“トルキオ”と呼ばれています。

小型のトルキエットというのもありました。こちらの写真です。
トルキエットの左には、ダイスもついてますね。
一番上の、穴が一番小さいのが、ビーゴリ用です。
直径は2~3mmなので、スパゲッティより太いですね~。
ダイスの形を変えれば、マカロニもできますが、長く押し出した麺を短く切る時は、包丁で切ると穴が潰れてしまうので、手でちぎります。

ビーコリの作り方の原理は、機械でスパゲッティを作る場合とまったく同じです。
筒に詰めた生地を、ところてんのように押し出して作ります。
スパゲッティとビーゴリの一番の違いは、スパゲッティがセモリナ粉、つまり、硬質小麦粉が原料なのに対して、
ビーゴリは、一般的な小麦粉、つまり、軟質小麦粉が原料、という点。
軟質小麦粉の生地を、トルキオで押し出しても筒にくっつかないようにするためには、タリアテッレなどの麺を作る時より、かなり硬くなるまでこねなくてはなりません。
だから、かなり腰のある麺になります。
小麦粉500g、卵1~2個、塩、ぬるま湯適量、という配合の場合は、約50分こねると書いてありました。
生地の配合は、このほかに、伝統的な、小麦粉、塩、水だけのものや、
小麦粉350g、グラハム粉150g、卵1個、塩、水適量、
あるいは、そば粉入り、バターや牛乳入りなど、いろいろ考えだされています。

確か、グラニャーノのスパゲッティの話をした時に、ブロンズのダイスから押しだされた麺は、表面がでこぼこになるので、ソースがからみやすい、というようなことを書いた記憶があります。
ビーゴリも、他の手打ちパスタと比べると、表面がざらざらです。
パドヴァのパスタ屋さんのサイトに、それがよく分かる写真がありました。
こちらです。
マシーンでカットした一番上のタリアテッレと、トルキオから押し出した上から4つめのビーゴリを比べてみてください。

ビーゴリは、鴨のブロードでゆでてから、鴨の内臓のラグーをかけたり、普通にゆでて、玉ねぎとアンチョビーのソースをかける食べ方が有名です。

鴨の内臓のラグーは、玉ねぎのみじん切りと小さく切った鴨の内臓を、オリーブオイルとバターでじっくり炒めてミートソース状にし、塩、こしょうで調味します。
鴨のブロードは、内臓を取った鴨を、まるごとじっくりゆでて、ゆで汁を漉したものです。
このブロードでビーゴリをゆでて、パルミジャーノとソースをかけます。
イメージ写真はこちら
写真をクリックすると大きくなります。
これはグラハム粉入りのビーゴリを使っていますね。
「これにパルミジャーノをたっぷりかける」、と書いてあります。
うーん、食べてみたい!

玉ねぎとアンチョビーのソースは、たっぷりの玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルでしんなり炒め、アンチョビーを加えて溶かします。
そして仕上げに、イタリアンパセリのみじん切りを散らします。
イメージ写真はこちら

...
ふーう、今日もたっぷり書いてしまったあ。
さっそくストレッチしなくては。
最後に、昨日見つけた肩こり解消ストレッチのサイトをご紹介。
こちらです。
いくつかやってみたところ、なかなか効きそうでしたよ~。





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Last updated  Jun 23, 2005 08:16:36 AM
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