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イタリアで食べたい

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Mar 2, 2006
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カテゴリ:料理
1日間があいちゃったけど、今日のお題は、白いんげんのイタリアン。

●無農薬栽培  グルメ指向 ●イタリアIMC認証済 白いんげん豆 3kg FORZA0602  

白いんげんの中でも一般的なのが、小粒のカンネッリーニっていう豆。
トスカーナを中心に広まって、今ではナポリ産のものが有名です。

トスカーナ産有機栽培のボルギーニ社白いんげん豆 500g

白いんげん料理でよく知られてるのは、まず、「小鳥風」
トスカーナ地方の料理です。
いんげん豆の小鳥風。
何度聞いても、豆が小鳥みたいに見える料理を想像しちゃうんだなあ。
実際は、こんな料理です。
  ↓
http://www.cortonaweb.net/ricette/fagiloli.php

別に小鳥みたいには見えないですね~。
それもそのはず、小鳥風っていうのは、「野鳥を煮る時と同じように煮る」、っていう意味なんですね~。

ちょうどこのページにレシピも載ってるから、訳してみます。

白いんげんの小鳥風 Fagioli all'uccelletto

材料:4人分
一晩水に漬けて戻した白いんげん(カンネッリーニ)・・400g
セージ、トマト
EVオリーブオイル
塩、こしょう、
にんにく・・2片

・豆を柔らかくゆでます。
・オイルににんにくを入れて熱し、セージとトマトを加えて5~10分煮ます。
・豆と豆のゆで汁少々を加えて水気がなくなるまで煮ます。仕上げに塩味を調えます。


超シンプル。
どこが小鳥風なんだか、よく分からない~。

シエナのスローフード協会のメンバーが、ある晩、シエナのイル・カッロッチョっていうオステリーアで食べた料理の写真を見つけました。
その中に、白いんげんの小鳥風がありましたよ~。
  ↓
http://www.slowfoodsiena.it/2004/fiorentina_bef.htm

彼らが食べた豪勢なディナーは、まず、サラミやクロストーニの盛り合わせ
そしてランプレドットというトリッパ料理。
メインはビステッカ・アッラ・フィオレンティーンナ(Tボーンステーキ)。食べたい!
付け合わせはローストポテト白いんげんの小鳥風
で、デザートは、洋梨とチョコレートのトルタ

1129さん、イタリアじゃ、男児だけじゃなくて、レディースも、これくらいはぺろっと食べちゃうみたいですよお。

トスカーナの白いんげん料理でもう1つ有名なのが、フィアスコ煮
フィアスコって、フラスコのことです。

丸底フラスコ 1000ml

トスカーナの名物ワイン、キアンティは、昔、フィアスコ形のボトルに入ってました。

イタリア・キアンティ (海外お土産・おみやげ)

このボトルを使って豆を煮たので、フィアスコ煮。

フラスコで煮ると、当然ながら、科学の実験みたいなことになります。
  ↓
フィアスコで煮てます

・戻した白いんげんを耐熱のフラスコに入れて水で覆い、にんにく、セージ、EVオリーブオイルを加えます。
・蒸気の吹き出し口(写真をよーく見ると、コルクに管がささってます)のついた栓をして火にかけ、3時間煮ます。
・水気がなくなったら、塩、こしょうをしてでき上がり。

でき上がりは、ごく普通のゆでた白いんげんに見えるんですけど、誰か、食べたことありますか?
わざわざフラスコで煮るのには、何か理由があるんでしょうか。
この料理、今や日本中が知っているトゥーランドットの作者、プッチーニの好物だった、なんて話(ねた元はこちら)も伝わってます。

最後に、白いんげんのアンチョビー風味っていうのを見つけました。

白いんげんのアンチョビー風味 Cannellini alle acciughe

材料:4人分
乾燥白いんげん(カンネッリーニ)・・500g
アンチョビー
ビネガー・・1カップ、にんにく・・1片
イタリアンパセリ、EVオリーブオイル
塩、こしょう

・豆を一晩水に漬けます。水を換え、あくを取りながら2時間ゆでます。
・アンチョビー、イタリアンパセリ、にんにくをみじん切りにします。
・鍋にオイルと刻んだ材料の2/3を入れ、しんなり炒めます。ビネガー、塩、こしょうを加えてて10分煮ます。
・豆を加えて4~5分煮ます。火を止めて蓋をし、15分なじませます。
・仕上げに刻んだ材料の残りとオイルを散らします。


そうそう、忘れずに書いておかないと。
分量はどれも、イタリア人の胃袋が基準です^^






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Last updated  Mar 3, 2006 08:55:09 AM
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