さて、総選挙は早くも中盤に差し掛かりつつあります。
今回の選挙戦では、各党が「積極財政」を競い合う展開になっており、個人的には嬉しく思います(これでも「前」よりはマシだよ)。
そんな中、矢野康治・財務事務次官が「積極財政の競争」について、「バラマキ合戦」とレッテル貼りをし、完全に選挙妨害になる寄稿をしたのはご存じの通り。
『衆院選 経済立て直しで論戦 実効性や財源確保などが論点
衆議院選挙では、新型コロナウイルスの影響が長期化している経済の立て直しに向けて、各党は給付金の支給など具体策を打ち出していて、実効性や財源の確保などが論点になりそうです。
衆議院選挙の論戦が本格化するなか、各党は、新型コロナによる影響が長期化している経済の立て直しに向けて、それぞれ給付金の支給や減税措置などを打ち出しています。(中略)
一方、こうした政策論争をめぐっては、財務省の事務次官が「バラマキ合戦」と批判する事態にもなっていて、選挙戦では、それぞれの政策の実効性や財源の確保などが論点になりそうです。』
いや、NHKよ、財務事務次官の選挙介入、政治介入を肯定してどうするんだ。完全に、国家公務員法違反だろが。
国家公務員は、「中立性」が求められており、かつ政治の動向で身分が変動してはならない。「安定」という立場と引換に、政治的活動を制限されているのでございますよ。
財務事務次官の立場で、しかも選挙前のタイミングで、各党の政策を「バラマキ合戦」とレッテル貼りしたわけで、最低でも更迭が必要でしょう?
それはともかく、「バラマキ」の定義。
わたくしは今まで、バラマキ、バラマキ言う連中に「定義を教えてくれ」と繰り返してきました。酷い人になると、
「公共事業のようなバラマキ」
といった表現をしました(TV局の人)。いや、公共事業はインフラ建設といた「投資」でしょうが。公共事業がバラマキということになると、企業の設備投資もバラマキになっちゃうよ。
恐らくは、「財源は(俺の)税金」という間違った認識が、とにかく政府の支出は全て悪という固定観念を醸成し、公共事業だろうが科学技術投資だろうが、全部バラマキ、という単純な思考になっているのでしょう。
記事タイトル: 積極財政への転換と「バラマキ」の定義
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