鈴木宣弘先生に三橋TVにお越しいただき、日本の食料安全保障の現実についてお話頂きました。
食料自給率とは、
「国民が生存に必要なカロリーの内、何パーセントを自給できているか?」
という指標になります。(そういう意味で、生産額ベースの自給率っているの?という感じがします)
現在の日本の食料自給率は38%ですが、これは、
「肥料の自給率」
「種の自給率」
「(鶏の)雛の自給率」
「食料資産に必要なエネルギーの自給率」
は含んでいません。
もっとも、エネルギーまで考えると絶望が高まるので、とりあえず鈴木先生が「肥料」と「種」を考慮した自給率を試算してくださいました。三橋TVでも使われている図です。
【日本の実質食料自給率の試算】
http://mtdata.jp/data_86.html#jikyuuritsu
化学肥料の原料(リン、カリなど)が輸入されないとなると、農業の収量は半減してしまいます。(ちなみに、化学肥料生産にも鉱物性燃料(エネルギー)を消費しますが、とりあえずそれには目を瞑る)
さらに、種が入ってこなくなると、これはもはやどうにもならない。
というわけで、肥料や種を考慮した食料自給率は、9.2%。これが現実ですよ。
―――――――――――――――――続く―――――――――――――――――記事タイトル: 日本の農政は自由化路線から所得補償路線へと転換せよ
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