はい、半導体。
半導体について歴史を語らせると(近い業界にいたので)長くなるのですが、とりあえず、
「兵器の性能は半導体の先端化技術が決める」
と、ご理解いただいて構わないと思います。
もちろん、「先端化技術」とは微細化が中心になりますが、その他にもあります。
いずれにせよ、半導体技術こそが「自分で思考する兵器」を創るわけで、その際の「計算能力」こそが兵器の優劣を決めるのです。
1986年、日本の半導体産業は絶頂に達していました。何しろ、DRAMの80%、半導体製品の50%を日本が製造していたのです。その後の日米半導体協定以降、日本の半導体産業は凄まじいペースで凋落することになります。
理由は、なぜなのか。
そして、今、明らかに「アメリカ」の政治力により、日本の半導体産業が復活への道を歩み出した。
なぜなのか。
『米国政府が日本企業に半導体材料の中国への輸出制限を要請か? 米国メディア報道
米国政府は、これまでの対中半導体規制の強化を目的に、これまでの日本やオランダに加え、ドイツや韓国に対しても中国への半導体技術の輸出規制強化に協力することを水面下で要請している模様だと米国紙が報じている。
米国関係者の話として、米国政府は、フォトレジストなど半導体製造に不可欠な材料の中国への輸出を日本企業にも求めているという。米商務省の当局者が2月に東京で開催された輸出規制に関する会議にて、この問題を提起したという。日本のフォトレジスト主要メーカーとしてはJSRや信越化学、富士フイルムなどが居るが経済産業省を含め関係者からの話は漏れてきておらず、米国政府の関係者からも具体的な話が出てきていないので、この新たな規制強化に向けた交渉の実態は不明である。(後略)』
―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 半導体王国「日本」は復活するのか(前編)
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