風台風21号で久々の停電と断水(2日間超) 阪神大震災より長い
今年は台風が多く、特に関西を通る台風が多い。・台風12号(7月29日以降、三重県伊勢市付近から関西へ西進し、瀬戸内海・九州へ)・台風20号(8月23日以降、強い勢力で徳島県南西部から兵庫県姫路市付近を通過し、日本海に)・台風21号(9月4日以降、非常に強い勢力で徳島県南西部から神戸市付近を通過し、日本海に)さて台風21号は、室戸岬の沖合いから徳島県南西部に上陸し、淡路島を経て兵庫県に再上陸した。特に暴風が特徴なのとコースが昭和36年の第2室戸台風(最大瞬間85m超)に似ているが、今回は大型台風ではない。大阪湾で暴風があまり衰えず、関西国際空港方面から大阪市にかけて45mから58mの最大瞬間風速を記録。私の住居地でも9月4日の午後零時頃から暴風雨となり※(1)、※(1)<この頃、やばいので風呂に水を貯める準備開始>、午後2時から3時頃ピークを向かい、西南側のベランダは窓が割れるような風圧となった※(2)。※(2)マンション窓際の屋根は奥行きが深く、日除け幕を全窓に付けているので減衰効果があった。その頃、外側ではモノが横にいくつも飛んでおり、雨も水平に降りでクライマックス状態で焦る。電線が擦れ合ったせいか、雨なのにやや遠くで火災が2箇所ほどで見られた。おかげで、午後2時過ぎから停電・断水! 近くの幹線道路の信号も消えた。あわててラジカセに単1電池4個を入れる(苦笑)が、もっと良いラジカセは単2電池6個で不足状態。夕方からイオンモールに行ってみると、停電せず食料品売場はオープンで住民で一杯であった。イオンモールは在庫へっていたが軽食可能で電池も品薄だがまだ販売中。水ボトルとおにぎり・パン類は欠品。災害時に市役所はあまり使えないが、イオンモールは有用である。あとは、いつ停電回復するかだけの持久戦。エアコン停止で断水とEV停止で動きにくい。停電エリアは付近全般だったが、なぜか新旧建物に関係なく、一部の建物は一時の停電だけで数時間後に回復している。阪神大震災時も住所地では停電は3時間程度で回復したのに、今回は異常に長い(兵庫・大阪の一部はまだ停電中である)幹線道路の交通信号がやたらに停止していたので、復旧遅れは交通官制システムとの調整も原因だろう。倒木はあったが電柱の倒れは近所では見ない。復旧は関電と実際作業の「きんでん」社の動きに依存するが、関電が停電頻度を軽く予想していたのと、停電管理のデータベースがバグり、応援の工事担当(中国電力など含む)にうまく伝達できないせいらしい。おまけ:1)関空の電気設備類の水没問題関西国際空港の第一期エリアで電気設備類が多く水没したのは基本的にコスト削減優先で地下に電気設備類を設置した初期仕様が現在も放置されていたせいですね。この空港は、初期工事時代からゆっくりと地盤沈下してジャッキで沈下維持しているのは関係者なら公然の秘密です。運用開始からかなり年数経過しているんで、電気設備類を地下から地上部に順次移設すべきだったが、少し前まで利用者が減って困ってるせい(カネもない)と、関係者の怠慢で放置されていた。今度の事実発覚と空港リスク対策不備をどうするのか見ものです。2)関空の連絡橋にタンカー衝突問題タンカーが連絡橋にぶつかって橋脚がずれた事件も、この初期仕様の問題先送りの一部で、どうするんですかね。 ==========================================最後に今回の停電対策用に私が購入していた夜中暮らし用の道具で、良かったモノを紹介。非常用ライトは、他人からもらったものも数個あるが、あまり明るくないのと古いので今後使えるか分からん。良かったのは次の2点。【1点目】旭電機化成 ふくろう型停電灯 ATD100 オープンプライス 価格:ヨドバシカメラ価格で1,530円 定格消費電力0.2w 電灯の消費電力0.04W、超高輝度LEDを採用 通電がストップすると自動的にパッと光る。 普段は洗面台等のコンセントに接続して使用。満充電時(約100時間)で、8時間の連続点灯【2点目】オーム電機(OHM) LEDミニランタン 緑 昼白色 LN-M04A7 単三4本使用、ヨドバシカメラ価格で792円 昼白色で、明るさは40ルーメン。光の広がりも良い。【その他】ガラケーや安物スマートフォンは充電切れの心配あるが、夜中に外歩くときには便利だね。